九十九十九 (講談社ノベルス) 作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/04/07メディア: 新書購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (150件) を見る 舞城王太郎の本は、よくわからないけれどおもしろいんだよなあ。読んでいくうちに精神的にボコボコにされる。衝撃の連続で、ストーリーはわけがわからないが、とにかく読むのをやめられない。想像もしていなかったことが次々と起こって、対処しきれなくなる。誰かに勧めるときに表現に困る。たとえば、この本を研究室の隣に座っている人に薦めるとして、何と言うかというと、 「凄い。想像もつかないくらい凄い。あのさあ、凄いから読んでみてよって言って勧めると、そうでもないだろうとか、そんなに凄いことはないだろうなんていうふうに構えるから、まっさらな状態で読み始めるよりは絶対に衝撃は減るでしょう?それでも、そんなことどうでもよ