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津原泰水に関するumikawausoのブックマーク (10)

  • ルピナス探偵団の憂愁 津原泰水 A- - 棒日記

    umikawauso
    umikawauso 2009/01/23
    ブクマしようとしたら、感想を読んでしまいそうだった。一作目から。
  • http://www.sanonihon-u-h.ed.jp/etc/bukatu/kangengaku/gakkiphoto.html

    umikawauso
    umikawauso 2006/10/29
    楽器の写真
  • 津原泰水「ブラバン」 - 読書日記PNU屋

    ブラバン津原 泰水著 バジリコ (2006.10) ISBN:4862380271 価格 : \1,680 bk1で詳細を見るamazonで見る かつてブラバンのメンバーだった男女が二十五年後、 一度だけ再結成するため集まろうとするが。 高校吹奏楽部青春物語かと思いきや、甘さは控えめ。 とうに成人した目から振り返る高校当時は甘酸っぱく せつないのに残酷でほろ苦い。 私はブラバン自体に興味ナッシングなのだがこの著者の作品なので 読まずにいられなかった。 巻末の主要曲解説を見ても知っている曲は2曲のみという音楽音痴 (聴いてみれば記憶にある曲があるかもしれないけど…)。 楽器も関心がなく名前を見ても頭の中に像が浮かばぬそんな私で あっても、ブラバンのしんどくも楽しい練習や人間関係の 複雑さを仮想体験し、楽しむことが出来た。 音楽の持つ魔性も描かれていて惹きつけられた。 登場人物が多数出て来るが

    津原泰水「ブラバン」 - 読書日記PNU屋
    umikawauso
    umikawauso 2006/10/29
    「とうに成人した目から振り返る高校当時は甘酸っぱくせつないのに残酷でほろ苦い。」
  • ブラバン - fluiのF

    「ええの買うた?」母が訊く。 買物から帰ってきた者に対する挨拶のような言葉なのだが、その日ばかりは、答えようとする咽に熱い塊がこみ上げてきた。「いちばんええのを買うた」 柏木さんからのチョコとかにいちいち「うん、失敗しとった」なんて言うのが非常に好きです。こう、何と言うか、文系的な高校生活の楽しみ方というのに憧れています(現在形)ので、とても羨ましい一冊だと思います。読み終わってから、どの頁を開いて見ても、ぐうっと広がってくるようにして物語が湧き上がってくるので、迂闊に開けないという。まあ迂闊に開けないのは古処誠二の『ルール』と同じなので、悪い意味ではありませんから。これだけ登場人物がいれば、誰か一人くらいは気に入って戴けるのではないか、と思慮いたします。 ブラバン 作者: 津原泰水出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/09/20メディア: 単行 クリック: 29回この商品を含

    ブラバン - fluiのF
    umikawauso
    umikawauso 2006/10/29
    「誰か一人くらいは気に入って戴けるのではないか、と思慮いたします。」
  • 津原泰水『ブラバン』 - 政宗九の視点

    ブラバン 作者: 津原泰水出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/09/20メディア: 単行 クリック: 29回この商品を含むブログ (119件) を見る1980年に高校時代を迎え、ブラバンに所属していた僕は、四半世紀経った今は酒場をやっている。そこに飛び込んだのは、バスクラリネット・皆元の訃報と、トランペット・桜井さんの結婚話だった。桜井さんは、かつてのブラバンに再集結してもらって披露宴で演奏して欲しい、と僕たちに持ちかけてきた。そして僕は当時のメンバーたちに連絡を取り、そのたびにあの頃を思い出す――。 広島出身の著者が、広島の高校と街を舞台に、全編広島弁で描いた青春群像劇。多くの登場人物を完璧に描き分けながら、現在と過去を自在に行き来する。「かつてのブラスバンドを再結成させる」というネタは青春ものとしてはベタでもあるが、大きな盛り上がりがあるわけでもないのに、一人一人の物語が

    津原泰水『ブラバン』 - 政宗九の視点
    umikawauso
    umikawauso 2006/10/29
    「大きな盛り上がりがあるわけでもないのに、一人一人の物語が淡々と浮き彫りになっていく。」
  • 津原泰水『ブラバン』バジリコ(ISBN:4862380271) - 過ぎ行く日々はミステリ色

    この三連休、初日は久しぶりに高校時代の吹奏楽部同期や後輩たちと会って飲んでいた。その場に来れなかった同期の一人からは、つい最近結婚式の案内が届いたばかりだった。 中日は久しぶりに楽器を手に取り、大学時代のサークルのOB・OGライブに乗り、自分のヘタクソさ加減にげんなりしつつも、「ああ、合奏って楽しいよなあ」と思っていた。 そして、三連休初日に飲み屋に向かう電車の中で読み始めたこのを、今日読み終わった。 を買っていたのはもう少し前だったのだが、こんなシチュエーションがなければ忙しさに紛れて積ん読の山に潜っていたかもしれない。そして、このタイミングで読めたことを感謝している。 作中の登場人物たちほどではないが、私も高校を卒業してからそれなりの年月が経っている。幸いにもブラバン同期の中で既にこの世からいなくなった者はいないが、数ヶ月おきに順番に結婚式の知らせが飛び込んでくる。ちょくちょく会っ

    津原泰水『ブラバン』バジリコ(ISBN:4862380271) - 過ぎ行く日々はミステリ色
    umikawauso
    umikawauso 2006/10/29
    「大人になってから再会した時に、いやおうなしに時の流れを痛感させること。」
  • 2006-09-23

    津原泰水最新作は、20年前の吹奏楽部を舞台にした青春群像小説。スウィング・ガールズみたいに、寄せ集めのブラバンがうまくいくのかと思ったらそうでもなく、20年経った現在から語られるのは、時間は流れること、人は変わりまた変わらないということ、音楽は素晴らしいということ。時折はさまれるさりげない台詞の美しさにやられました。泣いたシーンは片手では足りないですが、ベースを買うシーンと、ラストシーンは反則の切なさ。屋大賞に是非。 ブラバン 作者: 津原泰水出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/09/20メディア: 単行 クリック: 29回この商品を含むブログ (119件) を見る 嫌な予感で塗り潰された、はりつめた文章でつづられる短編集。サスペンスでミステリで、というよりも、素晴らしく小説。「生まれながらの失敗者」は傑作。落涙必至です。関係ないけど最近自分の涙もろさがおそろしい。 目には

    2006-09-23
    umikawauso
    umikawauso 2006/10/29
    「20年経った現在から語られるのは、時間は流れること、人は変わりまた変わらないということ、音楽は素晴らしいということ。」
  • 津原泰水『ブラバン』 - cakeの日記

    umikawauso
    umikawauso 2006/10/29
    「書かれた場面は心情は説明は、切実なほど選びぬかれた言葉で綴られているから、書かれていないことにもまた真実があると確信できる。」
  • 不壊の槍は折られましたが、何か? -ブラバン/津原泰水

    ブラバン 作者: 津原泰水出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/09/20メディア: 単行 クリック: 29回この商品を含むブログ (119件) を見る 現在は赤字続きの呑み屋を営んでいる他片等(たひらひとし・40歳)は、高校時代、吹奏楽部でコントラバスを弾いていた。そして今、同級生の一人が結婚することになった。彼らは、当時の部員で有志を募り、その式においてブラスバンドを復活させようとする。必然的に、他片の想いはあの頃へ飛ぶ……。 80年度入部生が40歳を迎えた《現在》と、高校生活における吹奏楽部での活動という《過去》により構成される作品。《現在》と《過去》ではっきりパートが分かれているわけではない。同じ章の中でも時間は軽やかに飛び去り、あるいは跳ね戻る。ただし決して読みにくくないのは、物語の基線が《現在》と《過去》でぶれていないからである。より正確に言うと、これは、《過去》

    不壊の槍は折られましたが、何か? -ブラバン/津原泰水
    umikawauso
    umikawauso 2006/10/05
    「登場人物たち(欠けはある)の、内外両面で変わった部分と変わらない部分、人によってその割合もまちまちであること、音楽の魅力、しかしそれすらも遥かに、そして圧倒的に凌駕して、時は流れるということなのだ」
  • ブラバン/津原泰水/バジリコ - chronic life

    「僕には両方を弾く権利があります。人間あした死ぬかもわからんのに、未来があるかどうかわからんのに、二つの楽器を練習することも許されんのですか」(p.209-210) 「同じことじゃ思うで。俺はたぶん、何かが終わっていく感じが嫌いなんよ。どうように下らんことでも、それが終わるんが悲しいんじゃ。ほいでも終わらんものなんかどこにもない。じゃけえせめて最後の最後まで見届けようとする」(p.307) 当は、他にも引用したい箇所が幾つもあったんですが、厳選に厳選を重ねて、何とか二つに絞りました。しかもそれが両方共、語り手の(過去の)台詞と云うのが、何とも僕らしいような気もしてしまいますが。書には、篇の前に掲載されているものと同じ内容の「登場人物紹介」の小冊子が付いていて、そこには生徒と顧問併せて、三十四人もの名前とそれぞれについての短い紹介文が書かれているんですが、その中の誰にも全く共感出来ない

    ブラバン/津原泰水/バジリコ - chronic life
    umikawauso
    umikawauso 2006/10/03
    「この小説を読んで心を震わせることがない人なんて、誰一人としていないような気がすると云うことです。」
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