応援上映という異世界 先日、スラムダンク の応援上映に行った。私はがっつりスラムダンク世代(連載当時バスケ部。兄が買っていたので月刊バスケットボールも毎月目を通していた)で、映画は4回目。みんな声出すんだろうな〜と思ってはいたけど、想像以上だった笑 始まりからすごい 段々笑え…
最近のおすすめ。 基本的に1冊しか出てない(1作品のみ3冊)ので、気軽に手を出していただけます。 作品についての詳細は、画像クリックで見て下さい。 以下に簡潔に売り文句を書いておきます。 ●ともだち同盟 非常にダークな青春小説。作者のデビュー作「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート」と同系統。 ダークなのにこれ以上ないくらい青春してる、というべきかも。 ●アンチ・マジカル 魔法少女をリアルに再現すると? ウォッチメン、魔法少女アニメを下敷きに作られてます。 重要なのは元ネタがわからなくても「すごい」と思えること。 ●テルミー 同級生26人中生き残ったのは二人だけ、そんな状況から始まる青春小説。 変なひねりは入ってませんが、心に染みます。 ●羽月莉音の帝国 荒唐無稽でありながらリアルに「革命」を目指す、マネーゲーム。現在3巻まで刊行。 ものすごい勢いで資産が膨れあがります。 莉音はただのDQ
「ずいぶん残酷だね」 「そりゃ残酷よ。子供だもの」 面白かった!小学校の頃に起きた事故は、本当に事故だったのか?振り返りながらたどっていくうちに見えてくるトリックと、気づかされる思いに、どんどん心拍数が上昇していく。可愛いのに怖い。否定して、抜け出せたと思ったら、いつの間にか振り出しという推理模様が素敵。最後に見せる呪いは、恋と言いたい。よかったです。→ 感想
「それでわかったのは、夢なんて探さなくていいんだな、ってこと。なくてもいい。やるべきことをやっていれば、その先に待っている。そう思えるようになった。夢のために努力するのもいいけど、努力したことが夢になるのもいいかな、ってね」 とても面白かった!家が火事になり、男女共同の学生寮に済むことになったら、そこにいるのは皆超能力者で、というお話。超能力者といっても、ほとんど役に立たないものばかり。なので、力そのものよりも、能力のおかげでこれまで疎外されて生きてきた人たちと一般人の交流を描く物語といった感じでした。寮生活においていろんなハプニングがあったけれど、みんなで力を合わせて乗り越えていく。素敵です。→ 感想
今年は新刊を減らすと宣言して実際に減ってます。ええ、誰がなんと言おうと減ってるに決まってる(新刊は!)。その分、既刊のシリーズモノが増えましたが。だれだ、Twitterなんてものを開発した人は!あれほど、お勧め本を押し付けあうのに適したツール*1はこれまであっただろうか……おかげでいろいろな物語に出会えたからいいけど。 どんな物語に出会えたか、今年読んだ本を振り返ってみることにした。 2009年1月 読んだ……というか、感想を書いた本の冊数は、56冊でした。 1月はなんと言っても「運命のタロット」だよなあ。続編の「真・運命のタロット」の最終巻を読んだときの興奮は、いまだ覚えてる。第三部マダー。 そのほか「なかないでストレイシープ」や「バード・ハート・ビート」(超傑作!)が印象的でした。 新刊では、胸が痛くなる切なさいっぱいの「プシュケの涙」と、こんな部活棟があったらどんなに楽しいだろうと思
「結婚は、していません。父親も、兵隊に行きました」 「……」 「一人で生きていかなきゃいけないんです、私は」 千恵子は吹雪の荒れた手を取った。 「ねえ、男の人に頼らず一人でも大丈夫だと、生きてゆけると言ってくださいませ、お姉さま。千恵子さんなら大丈夫だと、おっしゃってください」 望んではいけない恋。でも抑えきれない思い。狭間に立たされた人のやるせなさに胸が詰まる。戦時中のお話は特に……お国のために失われた命と、残されたものの悲しさと強さが印象的でした。最後に繋がっていく構成にやられた。→ 感想
ひとりでは生きられないのも芸のうち 作者: 内田樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/01/30メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 147回この商品を含むブログ (83件) を見る via id:huyukiitoichi:20090908:1252340504 いろんなところにぐさぐさきた一冊。当たり前のことだけど、当たり前すぎてみんなが言葉にしないことがはっきりと書かれている。こういうものは、言われて初めて意識して、「なんだ当たり前のことじゃないか」と思いつつも誰かに言われないと駄目なことであると思う。これの本を読むきっかけを与えてくれたid:huyukiitoichiにはとても感謝している。感謝しきれないほどだ。いつも僕に読む本を与えてくれて本当にありがとう。すごく良い本だと思います。 どういう本か。タイトルの通りだ。そうそう、このタイトルもすごくいいタイトルだと
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫) 作者: 小峰元出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/16メディア: 文庫 クリック: 94回この商品を含むブログ (101件) を見る 2006年9月購入。2年11ヶ月の放置。女子高生の柴本美雪が亡くなった。死因は中絶手術の失敗で、彼女を妊娠させた相手は不明のままだ。復讐を誓った父親の健次郎は美雪の友人たちに探りを入れる。そんな中、美雪のクラスメイトが毒殺未遂に逢う…… 基本的人間関係は大人VS子どもという構図に収まる。そして分別のついた大人に対して少年少女たちは怖いもの知らずで、はっきり言って大人をなめきっている。そのありさまはいかにもゆとりっぽいのだが、本書が発表されたのは1970年代で、彼らをゆとりという言葉でくくるわけにはいかない。強いて言えば、彼らのような言動のあり方は時代を問わないものであるということなのだろう。ただ一方
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