【2011年1月6日 Hubble Space Telescope】 ドイツの研究機関を中心としたチームが、活動銀河核の発生メカニズムについて現在有力とされる「銀河同士の衝突による活発化」説に異を唱える研究結果を発表した。10人の「銀河鑑定人」達の画像判定によるものだ。 調査対象となった銀河は、ろくぶんぎ座のサーベイ観測画像からピックアップされた。「衝突銀河」とそうでない銀河、見分けられますか? 答えはクリックで拡大(提供:NASA, ESA, M. Cisternas (Max-Planck Institute for Astronomy)) 活動銀河核(AGN)とは、銀河の中心にある巨大ブラックホールが物質を激しく吸い込むことにより、その付近からエネルギーが放出されて明るく光る天体のことだ。その発生機構について現在有力視されているのが、「銀河同士の衝突により銀河内のガスがかき混ぜられて
International Space Station welcomes biological and physical science experiments
Astronomy Picture of the Day Discover the cosmos! Each day a different image or photograph of our fascinating universe is featured, along with a brief explanation written by a professional astronomer. 2010 November 1 Explanation: On Reunion Island, it is known simply as "The Volcano." To others, it is known as the Piton de la Fournaise, which is French for the Peak of the Furnace. It is one of the
大小マゼラン雲から伸びる「マゼラニック・ストリーム」の起源 【2010年10月6日 CfA】 大小マゼラン雲から長く伸びる水素ガス雲「マゼラニック・ストリーム」は、長い間わたしたちの天の川銀河の影響で形成されたと考えられてきたが、最新のコンピュータ・シミュレーションによって、大マゼラン雲と小マゼラン雲が接近したために形成された可能性が示された。 大マゼラン雲(LMC)と小マゼラン雲(SMC)の接近シミュレーションで示されたガスの分布。クリックで拡大(提供:Plot by G. Besla, Milky Way background image by Axel Mellinger (used with permission)) 「マゼラニック・ストリーム(マゼラン雲流)」とは、大小マゼラン雲から天球上を100度以上にもわたって長く伸びる水素の雲である。これまでその起源は、天の川銀河の重力によ
12/17 赤外線天文衛星「あかり」、小惑星に水を発見 12/17 第二の地球を発見するための新しい多色同時撮像カメラMuSCAT2が完成 12/12 結晶質岩(花崗岩)内の割れ目評価のための新知見 12/01 世界最古の水稲栽培文明を滅ぼした急激な寒冷化イベント 11/30 超巨大ブラックホールを取り巻くドーナツ構造の正体を暴く 11/23 メチルは端だが役に立つ? 11/22 高圧下における水素結合の対称化の直接観察に成功 11/09 受精時にホヤ精子が誘引物質を受容する機構を解明 10/29 長すぎるアルコールが生物に作用しない原因を解明 10/25 光を巧みに操ることで新しい分子分光法の開発に成功 10/22 カーボンナノチューブの新展開:水中で働く不斉触媒の高機能化を実現 10/12 潮の満ち引きと気候を繋ぐメカニズムをシミュレーションで解明 10/05 “退屈な10億年”は飢え
From the X Files Dept: Mystery of Radio Waves Emitted From Nearby Galaxy Still Unsolved ジョドレルバンク天体物理学センターの天体物理学博士、トム・マックスロウ氏は、この現象がいったい何なのかは予測不能」とし、「これが宇宙を別の宇宙へ引き込むブラックホールというものなのか?」と、自問自答している。 最近の研究で「宇宙は入れ子構造になっている可能性が高い」と判明したが、より大きな宇宙の中での短い波長であるガンマ線バーストは、それより小さな宇宙の中で、なぜか長い波長の電波として姿をあらわすという。 この長い波長の電波は、マックスロウ氏らが、世界最高レベルの精度を誇るマーリン・ネットワークでM82星雲の星の爆発を観察していた時に現れたとのだそうだ。 2.3日間だけ、あるポイントから強い電波が放出され、輝きを増し
複数の渦巻銀河に見つかった進化の痕跡 【2010年9月9日 MPIA】 わたしたちの天の川銀河が属する局部銀河群よりもさらに遠くにある複数の渦巻銀河に、小さな銀河が飲み込まれた痕跡が初めてとらえられた。今後、銀河の進化に関する理論の検証が進むかもしれない。 小さな銀河が飲み込まれた痕跡が見られた、8つの渦巻銀河(左側上から、M63, NGC 4651, NGC 7531, NGC 5866、右側上から、NGC 1084, NGC 4651, NGC 3521, NGC 1055)。クリックで拡大(提供:D. Martínez-Delgado (MPIA)) 銀河を取り巻くように存在する星の流れ(飲み込まれた伴銀河の残骸)の想像図(渦巻銀河の外縁部のみ、白黒反転画像)。クリックで拡大(提供:Jon Lomberg) 渦巻銀河は、小さな銀河を飲み込んで進化すると考えられている。飲み込まれる銀河
February 2024 Release Highlights Database Contents 172K new object links (pointers) were added from over 800 new references. 67K sources from the literature were cross-identified with NED objects. 27K new objects were added into the database. 162K new redshift measurements were added, including data for 24K objects that previously had no redshift. Current total holdings of the database are summari
前の記事 Apple社の狙いは「モバイルとTVの合体」 銀河から噴出する巨大な風「スーパーウインド」 2010年9月 6日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman チリのラ・シヤ天文台にあるMPG/ESO2.2メートル望遠鏡が捉えた銀河『NGC 4666』。Image: ESO/J. Dietrich 上の画像の中央にある銀河『NGC 4666』は、きわめて激しい勢いで星の形成が行なわれているスターバースト銀河だ。このようなスターバースト(爆発的星形成)は、近傍の銀河との重力の相互作用によって起こると考えられており、NGC 4666の場合だと、写真左下の『NGC 4668』銀河などの影響を受けている。[スターバースト銀河の他の例としては、2つの銀河が衝突しているアンテナ銀河(日本語版記事)もある] NGC
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