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阪神・淡路大震災を忘れないでほしいと、兵庫県稲美町和田の中野武司さん(74)が、発生翌日から1カ月分の神戸新聞を製本し、町立図書館に寄贈した。中野さんは「実際に新聞を繰ることで、17年前の震災を実感してほしい」と話す。 1995年1月18日~2月17日の神戸新聞をとじ合わせた。同館は蔵書に加え、東日本大震災発生から丸1年の3月11日ごろまでは、震災関連の書籍を集めた特別コーナーに置く。 中野さんは17年前、西宮市の食品工場に勤務。稲美の自宅から翌18日、自転車で勤務先に向かった。神戸では、あちこちでビルが倒れ、火の手が上がっていた。5時間かけてたどり着いた工場は液状化がひどかった。 操業停止となり、中野さんは自宅待機に。連日、新聞で被災状況を読むうち「残しておかねば」と思うようになった。読み終えると1枚ずつアイロンをあて、1カ月分を製本した。 冊子は毎年1月17日、タンスから引っ張り出して
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