群馬県桐生市本町6丁目商店街振興組合(多田和生理事長)は、加盟店や近隣の協力店に本箱を置き、誰でも自由に本を寄贈したり、持ち帰ったりできる仕組み「まちなか本箱」を11月3日に開始する。 商店街を丸ごと“図書館”にする試みで、読書を通して物事を学ぶことの素晴らしさを再確認してもらうとともに、街や店に新たな人の流れをつくる。
![商店街を“図書館”に 「まちなか本箱」11月開始 : 上毛新聞ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/743e1f367d6bc905fecab1cb5529d12371181574/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.jomo-news.co.jp%2F1%2F1314758908037549%2F280%2F280%2F8379%2Fimg.jpg)
川の上・百俵館は2015年4月11日に石巻河北地区にオープニングいたしました。オープン当日の様子を写真と共にご紹介します。
青森県八戸市は2016年夏、中心市街地に市直営の施設「八戸ブックセンター」(仮称)を開設する。5月に八戸市が発表した構想によると、「大人を対象とした本のセレクトショップ」で、カフェを併設し、生活雑貨の販売やイベントなど実施。「これまで手に触れる機会が少なかった本に出会える場の創出」することで、「本のまち」として活性化をはかる考えだ。現在、その計画にアドバイザーとして関わっているのが、東京・下北沢の個性派書店「本屋B&B」を手がけるブック・コーディネーターの内沼晋太郎さん。一体、どのような書店になるのか? 既存の書店や図書館との関係は? 気になる疑問を内沼さんに聞いてみた。 下北沢駅から歩いて1分もかからない場所に「本屋B&B」はある。通好みの本が並ぶ棚をみれば確かに書店なのだが、よくある「街の本屋さん」とはちょっと違っている。まず、店名からしてユニークだ。1つ目の「B」は「ブック」というの
今回はその「本+(hontasu」シリーズの第1回として、トークセッション 「本+空間(hontasu 空間)Vo.1」が開催されました。 ゲストは、堀部篤史氏(恵文社一乗寺店長)・内沼晋太郎氏(ブックコーディネーター、B&B共同プロデューサー)・砂川昌広氏(とほん店主)という豪華ラインナップです。ユニークな店舗づくりをする書店の方々を迎え、「本のある空間」について考え、語り合おうというものです。 ★パネリストのお話 独自の書店経営をされているお三方を講師に迎え、それぞれの思いや哲学について、お話をお聞かせ頂きました。 お三方に共通しているのは、(大規模書店ではないものの)自分の思いや演出で書店を魅力的な空間に仕上げ、顧客に愛されている存在にされている点です(以前の私の参加レポート:恵文社さん/B&Bさん)。 それだけに、パネリストのお話やフロアを交えてのグループセッションはとても興味深い
私が図書館に関心を持ち、図書館について学ぼうと考えるようになったきっかけは、初めて自分ひとりだけで図書館に行ったときの感動だった。 それは小学校低学年の頃だったかと思う。私が小さな市立図書館の扉を開いて、自由に本棚を歩いているときに抱いたイメージは今でも覚えている。それは無数の窓であった。 それも窓と窓が重なりあい隣り合い、ひとつの結晶構造を形作っているような、そのようなイメージだった。窓の向こうには私が行ったことのない国があり、会ったことのない人がいて、今まで聞いたことのない話をしてくれようと私に手を伸ばしている。窓から窓に様々な糸が張り巡らされていて、窓を開いて話を聞いているとき(つまり本棚から本を取り出して読んでいるとき)、ときおりその糸が揺れうごき、窓と窓の関係を私に教えてくれた。 本棚を前にしてこのようなイメージを抱いた時、私は自分が無数の人びとと共に生きていているということを実
デジタルならではの「生みの苦しみ」 内沼:さきほどのケヴィン・ケリーの「本とは持続して展開される論点やナラティヴである」という定義(※Part 1を参照)は、ウィキペディアで定義されているような「本とは冊子である」というのとは別の話で、最初のほうで話題に出た「本とは生みの苦しみである」という話に似てる気がします。そもそも生むのが苦しくなかったら、論点とかナラティヴが持続しないと思うんですよ。 ――ただケヴィン・ケリーの言葉だと、紙の本かどうかという話は抜きになるんですよね。紙だからこそ「生みの苦しみ」があるとしたら……ああ、こっちも紙か電子かは関係ないのか(笑)。 吉本:紙のほうが「生みの苦しみ」がより強制的に……。 内沼:そう、比較的に起こりやすい、というだけの話で(笑)。 河村:それに、紙のほうが手触りや雑誌のレイアウトによって、行間に込められた「苦しみ」が分かりやすいんですよ。デジタ
by Tim RT 「16歳から24歳の約3人に2人が電子書籍より紙の本を好む」という調査結果が出ているものの、電子書籍マーケットは広がりを見せており、オンラインマーケットで自費出版する人も増えています。しかし現在の電子書籍には「後世に残すための記録保存が困難である」という大きな問題があり、貴重な本が後世に伝えられないまま消えていってしまう可能性があることをThe Vergeが指摘しています。 The fight to save endangered ebooks | The Verge http://www.theverge.com/2014/5/9/5688146/the-fight-to-save-endangered-ebooks 「史上最低の映画監督」と呼ばれるエド・ウッド監督は制作した映画すべてが興行的に失敗し、常に赤貧にあえぎ、晩年は低予算映画の脚本やポルノ小説の執筆で生計を
国境なき図書館と国際キャンペーン『緊急時の読書』 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会:鎌倉幸子(かまくらさちこ) はじめに 国境なき図書館(Libraries Without Borders: LWB)は2007年にウェイル(Patrick Weil)氏によって設立されたフランスのパリに本部を置く非政府組織(NGO)である。 2007年の設立時には、LWBは、情報へのアクセスと文化の伝播は、経済発展、民主主義の実践や人権の鍵を握ると考え、開発途上国において図書館を通じて知識と文化をベースとした発展を促すことを目的としていた。2010年に起こったハイチ地震を契機に、スタッフやボランティアなどの支援チームを現場に派遣し、本や教育教材の配布など緊急救援時における図書館の活動を展開した。その際にフランスの作家であるマーズ(Kettly Mars)氏は「魂の栄養は絶望的な環境の中にいるとして
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堺市の全市の図書館の書架から計5499冊の図書が、いっせいに書庫(閉架)に移されました。発端は、7月末に「市民」が「BL本が大量に図書館にある」と図書館に苦情を申し出たことです。これを受けて、8月に堺市が全市の図書館から関連本?を開架から閉架に移動したものです。ここにいたる経過の中で、ウラではさまざまな圧力があったようです。 この事件については、本来なら、最大の被害者である、BL本を私費で購入するだけの金銭ないし家庭環境の余裕のない、いわゆる「腐女子」および「貴腐人」が、「当事者主権」で抗議の声を挙げるべきでしょう。日本には、小遣いでBL本を購入することすら親に許されていない女子がまだまだいます。しかし、この事件に関しては、「当事者」がうまく自分を表現できないようです。それだけ、日本社会における男性中心主義が根強く、「腐女子」や「貴腐人」は「言葉を奪われている」ということでしょう。拙著「男
堺市の市立図書館が所蔵する「ボーイズラブ(BL)」と呼ばれる男性同士の恋愛を題材にした小説計5500冊をめぐり、市民らから賛否が寄せられている問題で、市立全7館の館長会議が14日開かれ、青少年への影響にも配慮して誰でも自由に見られる書棚ではなく書庫で管理する一方、請求があれば18歳未満にも貸し出す方針を決めた。同日から運用を始めた。 「「ボーイズラブ」は書庫に、堺市立図書館の5500冊」 堺市図書館問題は順調に進展しているようです。ちょっとこの問題に労力を割きすぎた気がするので、新たな動きがないかぎり、これにかんして記事を書くのはこれで最後とします。 さて、今回触れるのは、この問題の最大の当事者である「腐女子」のひとたちのことです。今回の件における彼女たちの言動/行動について、熊田一雄さん(id:kkumata)はこのように語っています。 この事件については、本来なら、最大の被害者である、
堺市立図書館のBL小説の扱いについて、いまだにあちこちで議論がなされている。 BLとBL読みを貶めるのもいい加減にしてもらいたい。 - __ScrapBook of Plumberのはてブコメントを見ていてまた腹が立ってきたのでエントリを立ててみる。正直いって、この種の知識がなさそうな人のはてブのコメントにはろくなものがない。 自分の見解は前に図書館がBL図書を置く問題について、参考になりそうな話(3) - 火薬と鋼に書いた通り。 私個人の見解を表明しておきます。まず私は図書館資料の価値論と要求論では価値論に重きを置いていて、ボーイズラブ小説を大量に受け入れることには否定的です。しかしそれは収書方針や他の蔵書との兼ね合いで総合的に専門家(職員)が検討すべきことであり、ボーイズラブの図書だけを特定の嗜好・倫理観を元に排除、規制することにも反対します。まして受入済の資料を規制するのはかなり強い
変態プレイも…ボーイズ・ラブ、市立図書館にナゼ? 市民の投書で発覚 堺市立図書館が「BL本」で揺れている(クリックで拡大) 大阪府堺市の堺市立図書館に所蔵されている計約5000冊ものBL(ボーイズ・ラブ)本をめぐり、ワイセツ論争が勃発(ぼっぱつ)している。男同士の倒錯した恋愛を描き、女性版オタク「腐女子」の定番愛読書ともされるが、その中身はエロ本もびっくりの性表現のオンパレードなのだ。アキバ系な女子を夢中にさせるめくるめく妄想ワールドが、なぜ市立図書館で展開されていたのか。 騒動のきっかけは7月、市のホームページ内の質問コーナーに寄せられた、市民からの投書。 市内の4つの図書館に所蔵されるBL本の中身を問題視する内容だった。市民はBL本について、「破廉恥」「セクハラ以外の何ものでもない」などと非難。騒動を知った同市の水ノ上成彰市議(45)が教育委員会に問い合わせたことで騒動が広がった。 「
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※11/13 追記 補足記事を書きました。※ 補足とレス - BLとBL読みを貶めるのもいい加減にしてもらいたい. - __ScrapBook of Plumber どうも、最近一部でのBLへの言説が酷い。発端になった事例に興味があったため、いままで追いかけていたが、ここまで言われては黙ってはいられない。BL読みの立場から、多少なりとも反論してみたい。(反論になりきれるかどうか、分からないが) 発端はこちら。 「市民の声」Q&A BL図書を購入した趣旨や目的、またこれまでに購入した冊数及び購入費を教えてください 公共図書館にBLを所蔵する事への市民からのクレームであり、これを発端にして、BLの図書館への所蔵の是非、既に所蔵しているBL本の処遇などでそれなりに盛り上がっている。先日は上野千鶴子率いる市民団体(?)が不当な蔵書の処分に繋がるとして、監査請求なども出したらしい。 これはこれで、図
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