東京都杉並区の田中裕太郎区議(40)が、「保育園落ちた日本死ね!!!」と題する匿名のブログについて、自身のブログで「便所の落書き」と書き込んだ。田中区議は朝日新聞の取材に「待機児童問題は解消する必要があるが、ブログの書き方には倫理観が問われる」と話し、文章の削除などはしないという。 田中区議のブログは13日付。「震災犠牲者に恥じない日本を」と題し、「『日本死ね』などと書き込む不心得者や、そんな便所の落書きをおだてる愚かなマスコミ、便所の落書きにいちいち振り回される愚かな政治家があとをたちません。事情はどうあれ、『死ね』というほど日本が嫌なら、日本に住まなければ良いのです」などと書いた。 匿名のブログが投稿されたのは2月中旬。「一億総活躍社会じゃねーのかよ」「会社やめなくちゃならねーだろ」などと怒りがつづられ、ツイッターなどで議論が広がった。国会で取り上げられたこともあり、与野党はそれぞれ緊