“新幹線ホテル”はいかが―。ホテルグランヴィア岡山(岡山市北区駅元町)はJR岡山駅のホームを見下ろす客室に、新幹線の座席を置く鉄道ファン向けの宿泊プランを28日から始める。 「体感トレインビュープラン」と銘打ち、11階のファミリールーム(34平方メートル)2部屋を活用。岡山駅に面した窓際に新幹線の座席を設ける。座席は3月に引退した100系と300系のグリーン車用2種類がある。 「のぞみ」「ひかり」と記した実物の看板も用意し、車窓の雰囲気を演出。壁には列車の写真パネル6枚を飾るほか、旧国鉄時代の駅員制帽や切符なども展示し、鉄道関連の雑誌やDVDも置く。 宿泊料金は朝食付きで1人1万7千円から。3人まで宿泊できる。同ホテルは「窓からの風景と合わせて、鉄道ファンに存分に楽しんでもらいたい」としている。 (2012/11/26 14:00)