WEB 特集 あなたのまちの図書館は?進化か衰退か… 岐路に立つ読書文化 2025年3月8日 17時37分 教育 「近くの図書館がなくなる…」 NHKの情報提供窓口「ニュースポスト」に届いた1件の投稿。 私たちの身近にある図書館にいったい何が起きているのか。 取材を進めると、各地で静かにその姿を消し始めている実態が見えてきました。

2024年もいろいろとお世話になりました。 2025年もまたよろしくお願いいたします。 さて問題です。 問1 「休日やプライベートでも司書の仕事に近いことや勉強をやるのは、どういうモチベーションからですか?」 問2 「司書の仕事の、どのようなことにやりがいを感じていますか?」 人前に立ってしゃべることをやったりしていると、年若の人から不意にクイズを出題されることがよくあって、具体で細かいトリビアならまだしも、図書館とは何か司書とは何かのような、超難問でありながら頻出のものまで。上記2問あたりは後者の派生形で、これもまあまあの頻出のように思いますが、もちろんこれらは生涯かけて繰り返し考えをアップデートしていくようなジャンルの問いではあるものの、年若の人たちが居並ぶ前で、「さあ、お答えください」と、期待と品定めのないまぜのような熱くも厳しい目で見つめられながら、数秒のシンキングタイムしかない中
じつかいせきP a.k.a. からあげ @Real_analysis 本当にこれはヘイトなんだけど「田舎でも車があればそんなに不自由しない」というのは車を自由にできる大人の都合であって子供にとっては「権力者の顔色を伺わないとマトモに外界に触れられない軟禁状態」だというのは繰り返し主張していただく。 2024-10-03 12:04:53 じつかいせきP a.k.a. からあげ @Real_analysis 別に田舎で生まれ育った家庭ならいいんだけど今まで首都圏の恩恵を散々享受してきた家庭が「都会の喧騒から逃れたい」みたいな理由で子供を連れて田舎に行く行為は本当に反吐が出る。 2024-10-03 12:06:35 じつかいせきP a.k.a. からあげ @Real_analysis いやまぁ、シンプルに家賃かかるのはわかるし、だから経済的な理由というのはわかるんだけど、なんか「家族とキラキ
図書館司書の非正規問題について昨今取り沙汰されているのを見る。 ざっと見た感じの問題点は、優秀な専門職が安月給で酷使されているということと、技術の継承が行われないということ。 私は先日、正規の図書館司書職を退職した。理由は、専門的な業務に従事したいという当初の動機と実際の現場が異なっていたところ。つまり、現場職員の専門性の低さに絶望して辞めた。 簡単に自己紹介。 ・元 都道府県立図書館の正規司書職員 ・30代 「優秀な専門職」と言うのは、何も知らない外野か自分たちを大きく見せたい現職だけ。図書館司書なんて単位を取ったら誰でも資格を取れるので、その資格一つで医師や教員のような実務実習を伴う国家資格と並べると思っているのが恥ずかしい。(課程の図書館実習は任意なことが多いし、たかだか一週間程度で比較にならない) そして、専門職の専門性が発揮できる分野としてレファレンスが挙げられるが、これはレファ
この前、昔の本を読んでいたら、知らない言葉がいっぱいあった。 言葉とは、ほんの数十年で想像以上に変わってしまうものらしい。 そうとなったら、どれくらい変わっているのか見てみたい。 昔の辞書を手に入れて、隅々までじっくり読んでみよう! 第一版の広辞苑がこの世になさすぎる 昔の辞書を読んでみたい。そのためにまず昔の辞書を探すことにした。 愛知と鳥取の図書館にしかありませんでした。(参照:https://ndlsearch.ndl.go.jp/) 欲しかったのは、なんでも載っていると噂の『広辞苑』の第一版だ。 広辞苑が最初に出版されたのは1955年。しかし出版当初はまだ図書館にいれるほどではなかったらしく、だいたいの図書館は1976年の第二版からしか置いていない。 しかたないので、一般開放している近くの大学図書館に行くことにした。 これが何週間か探し求めてやっとたどり着いた1955年の広辞苑・第
公共図書館におけるサイバーセキュリティ対策の実践方法について 成田市役所,日本図書館協会認定司書2052号(2022.4~2032.3):米田渉(よねだわたる) 1. はじめに 本稿は、サイバー攻撃が企業だけでなく病院や図書館といった公共施設にも及ぶこととなった昨今の状況を踏まえ、公共図書館におけるサイバー攻撃の事例と併せ、地方自治体情報システムと比較した公共図書館の図書館システムの特徴を概観し、そのセキュリティ対策を提案するものである。また、公共図書館の運営に係るセキュリティ対策だけでなく、利用者へのリテラシー向上のために公共図書館が気を付ける点についても言及している。 2. 一般的なサイバー攻撃と図書館における被害及び発生事例 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の『情報セキュリティ白書2023』(1)で主要なサイバー攻撃として挙げられているものの内、公共図書館に関連のあるものとして
前回、蔵書数80万冊を誇る雑誌の図書館、大宅壮一文庫の書庫に、みっちみちに所蔵されている雑誌の山に大興奮した我々(ライター・西村、ライター・唐沢、デイリーポータルZ・林)は、取材そっちのけで雑誌の立ち読みに耽ってしまう。 今回は、気を取り直し、大宅壮一文庫の最大の特長である「雑誌記事の索引づくり」について、大宅壮一文庫の黒澤さんにお話を伺う。 大宅壮一文庫のなにがすごいのか さて、書庫の中で古い雑誌を立ち読みして盛り上がるのもほどほどにして、大宅壮一文庫の何がすごいのかを、黒澤さんに訊いてみた。 大宅壮一文庫、最大の特長として忘れていけないのが、雑誌記事索引だ。 大宅壮一の書斎を再現した部屋でお話を伺いました 大宅壮一文庫では、収蔵した雑誌はすべて職員が目を通し、主な雑誌記事は、その記事ごとに、誰が登場し、どんな内容が書かれているのかを、人物名と件名にまとめてリスト化しており、膨大な量のデ
世田谷区の八幡山に、雑誌専門の図書館、大宅壮一(おおやそういち)文庫がある。 マスコミ関係のリサーチ業務に携わったことがあるひとであれば、知らない人はいないだろう。 明治時代から現在まで、世に出た雑誌のうち、1万3500種類、約80万冊を収蔵している図書館だ。 そんな図書館のバックヤードツアーが、定期的に開催されているというので、行ってきた。 大宅壮一文庫をざっくりと説明 大宅壮一文庫は、昭和時代に活躍したジャーナリスト、作家であり、評論家でもあった大宅壮一が収集した雑誌や書籍などの蔵書を基として、1971(昭和46)年に設立された。 現在刊行されている主要な週刊誌、月刊誌などの定期刊行物と、休刊や廃刊となった過去の資料もふくめて保存してあり、実際に手にとって閲覧することが可能だ。(※全ての雑誌を所蔵しているわけではない) 大宅壮一文庫です ただし、普通の図書館とは違い、入館するのにひとり
10月4日、京王線・八幡山駅に降りる。外は雨が降っている。電車の乗り換えで手間取り、約束の時間に遅れそうなのでタクシーに乗る。左手には松沢病院が見える。 大宅壮一文庫(以下、大宅文庫)の前に着くと、事務局次長の鴨志田浩さんが出迎えてくれた。開館時間より前なので、職員通用口から中へと入る。 大宅壮一文庫外観 大宅文庫は、いわずと知れた雑誌の図書館だ。私がその存在を知ったのは、1986年に大学に入った頃だ。学部の図書室で前年に刊行された『大宅壮一文庫雑誌記事索引総目録』全13巻を手に取った。 人名編と件名編に分かれていて、後者は「政治・その他」「探検・移民」「天皇」「戦争」「犯罪・事件」「世相」「奇人変人」「マスコミ」「日本研究」「地方」など33の大項目に分類されている。「奇人変人」には「ビックリ人間」「天才」「英雄論」「ソックリさん」「ヌーディスト」「ストリーキング」「猟奇的なもの」「珍談」
本州最北端の青森県。 青森市、弘前市、八戸市の三市はほぼ同等の人口規模で、それぞれが深い関係を持ちつつも異なる文化を築いてきました。 このうち、江戸時代に八戸藩の藩都が置かれていた八戸市に、全国的にも珍しい市営の本屋さんがあるのをご存知でしょうか? 書籍を扱う行政施設といえば、図書館が真っ先に思い浮かびますが、「八戸ブックセンター」ではあえて貸出機能はもたず、民間の書店同様、書籍の販売をしています。 市が運営する書店、民間の書店とどのような違いがあるのでしょうか?企画運営担当の熊澤直子さんに、開設5年を迎えたブックセンターの活動について、伺ってきました。 八戸ブックセンターを開設したのは、2016年12月。 八戸市では「本のまち八戸」の推進を掲げ、年代に応じた様々な事業を実施していますが、その拠点施設としてブックセンターは位置付けられました。 その動機となったのは、地方都市ならではのある悩
米国図書館協会による図書館職員向けプライバシーガイド 利用者サービス部サービス運営課・五百藏謙(いおろいけん) ●はじめに 2022年3月,米国図書館協会(ALA)がプライバシーに関するガイド“Privacy Field Guides”(以下「本ガイド」)を発表した。ALAは2019年に「図書館の権利宣言」(Library Bill of Rights)にプライバシーと機密性保持の条項を追加するなど,近年,図書館における利用者のプライバシー保護を重視している。そして,図書館職員が実際に行うことができる具体的対応についてまとめられたのが本ガイドである。なお,完全版である“The Ultimate Privacy Field Guide: A Workbook of Best Practices”は2022年秋に刊行予定である。 本ガイドは,規模や館種に関わらず図書館業務に従事するすべての人に
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ロシアによるウクライナ侵攻に関連する図書館・博物館の状況 関西館図書館協力課・藤田順(ふじたなお) この記事では,2022年2月24日のロシア軍によるウクライナへの侵攻開始から4月4日までの,図書館・博物館に関連した動向を概括する。なお,事態は流動的であり,本記事の公開時点で状況が変わっている可能性も十分にあることを留意願いたい。また,記事中,ウクライナの地名はウクライナ語の発音に基づいた表記とした。 ●ウクライナ側の動向 ウクライナ図書館協会は,2月23日,戦争の脅威下における図書館サービスの重要性を説く,国内図書館界に向けた呼びかけをウェブサイト上で発表した。その後2月28日に国際図書館連盟(IFLA)に向けたアピールを掲載したのを皮切りに,国内外関係者に向けた呼びかけを随時ウェブサイトやSNSで発信している。また後述するように,侵攻開始を受けてロシア図書館協会も声明を発表したが,ウク
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