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  • 川崎市市民 ミュージアム 水没品 市費修復へ 9万点は保険補償外 | 中原区 | タウンニュース

    台風19号の浸水被害を受けた川崎市市民ミュージアムの所蔵品について、川崎市は修復していく方針を10月31日の市議会文教委員会で明らかにした。総数26万点の修復総額は見通せていない。また文化財やフィルムなど9万点にかけていた保険は、水害の補償対象外だったことも分かった。 市民ミュージアムは1988年の開館以来、美術館と博物館の複合施設として市に縁のある画家作品展や漫画雑誌の企画展などを開催。歴史資料や美術品、漫画資料約26万点を所蔵していた。 今回の台風では、所蔵品の大部分が泥水に水没し損傷。うち指定文化財など評価額42億円相当の9万点にかけていた動産保険は火災や盗難が対象で、浸水による被害は想定していなかった。 これを受け、市は費用を負担し補修する方針を決めた。今後、同館周辺に仮設の一時保管所を設置し、学芸員らが洗浄や補修を進めていく。しかし作業は長期化が見込まれ、かかる費用などの目途もた

    川崎市市民 ミュージアム 水没品 市費修復へ 9万点は保険補償外 | 中原区 | タウンニュース
    ykkykym
    ykkykym 2019/11/08
    “今後の収蔵場所について「再び地下に戻すことは考えられない。長期保存に適した環境として、ミュージアム上層階のほか、移設も含め検討する」と市担当者は話す”
  • 自然・人文博物館 未公開の逸品いち早く 東京駅の工事写真 現物公開  | 横須賀 | タウンニュース

    横須賀市自然・人文博物館では4月27日(土)から6月9日(日)、近年収集した貴重な資料や未公開のものを集めた「新着資料展 歴史・民俗の逸品」を催す。会期中には今年3月に市が公表した建設途中の東京駅の写真原も展示される。 通常、博物館で収集した資料は、その価値を分析し、他の資料との比較や関連性を明らかにして展示するのが基。しかし、今回は「歴史・民俗の逸品」と題し、テーマを広げ近年収集された未公開の資料をまとめて展示する。 中でも貴重な資料が、2017年に西行政センターの地下倉庫で発見された建設途中の東京駅の写真。1914年の同駅開業の3年前(明治44年)に撮影されたもので、鉄骨工事を終えた状態を写している。国内に数点あるとみられているが、所在は不明。周囲にいた人も鮮明に映っていることから「大がかりな撮影でかなりの費用をかけたのでは」と同館学芸員。展示では、ルーペを使い複製写真を細部まで見

    自然・人文博物館 未公開の逸品いち早く 東京駅の工事写真 現物公開  | 横須賀 | タウンニュース
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    ykkykym 2019/04/26
    “横須賀市自然・人文博物館、「新着資料展 歴史・民俗の逸品」。2017年に発見された建設途中の東京駅の写真。開業の3年前(明治44年)に撮影、鉄骨工事を終えた状態。周囲にいた人も鮮明に映っている”
  • 町田市立博物館より40 懐中時計狂想曲 学芸員 齊藤 晴子 | 町田 | タウンニュース

    町田市立博物館で4月20日から開催されている「町田市立博物館最終展―工芸美術の名品―」では、ガラスや陶磁器の作品に加え、当館所蔵の懐中時計が10点展示されます。そのうちのひとつは、現在当館のツイッターのプロフィール画像にも使われて、博物館の顔にもなっている作品です。 さて、筆者がこれまで手がけてきた20回近くの担当展覧会のうち、非常に思い出深い展覧会のひとつに、2015年度に開催した「魅惑の小宇宙!懐中時計展」があります。2015年度は、この懐中時計展の前に「和ガラスのうつわ展」「三橋國民展」「沖縄の工芸展」「国立能楽堂コレクション展」とわりと華やかな借用作品展が続いており、博物館のスタッフ的には懐中時計展は比較的地味めな館蔵品展、という位置づけでした。また「今の若い人たちに『懐中時計』といってもピンと来ないのでは?」、「お客様は時計マニアの年配の男性客が中心かしら?」などと館内では予想を

    町田市立博物館より40 懐中時計狂想曲 学芸員 齊藤 晴子 | 町田 | タウンニュース
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    ykkykym 2019/04/25
    “大半が20〜30代と見られる若い女性客。職員一同大変驚愕したわけですが、どうも世の中には「スチームパンク」という歯車や蒸気機関を愛好するサブカルチャーの分野があり、「懐中時計展」が大ヒットした”
  • 町田市立博物館 45年間の幕引きに 20日から最後の企画展 | 町田 | タウンニュース

    1973年に町田市郷土資料館として開館し、名称の変更を経ながら現在まで45年半にわたり展示業務を続けてきた町田市立博物館は、施設老朽化などにより6月16日(日)をもって展示業務を終了する。現在の建物で最後の企画展となる「町田市立博物館最終(ファイナル)展―工芸美術の名品―」を4月20日(土)から開催する。(中面に関連コラム) 最終展は「市立博物館45年間の『これまで』を振り返り、ご愛顧への感謝の気持ちをお伝えするとともに、『これから』を(仮称)町田市立国際工芸美術館へとバトンタッチしよう」という企画で、2部構成。第1部では市立博物館のコレクションのあゆみを名品約35点とともにたどる。第2部ではコレクションの中でもガラスと陶磁器にスポットを当て、赤と青という象徴的な色に着目して選んだ古今東西の作品約100点によって、工芸美術の魅力をたっぷりと紹介する。さらに近年所蔵となった世界初のガラス技法

    町田市立博物館 45年間の幕引きに 20日から最後の企画展 | 町田 | タウンニュース
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    ykkykym 2019/04/11
    “近年所蔵となった世界初のガラス技法書「ラルテ・ヴェトラリア」も初公開。「所蔵する目玉の作品を惜しみなく出します」と学芸員の齊藤晴子さんは話す”
  • 町田市立博物館より38 ワイングラス...? 学芸員 齊藤 晴子 | 町田 | タウンニュース

    展覧会を見に行って、ホンモノの作品を目にしたときに、驚くことのひとつが作品の大きさではないかと思います。ポスターやチラシ、画集などで目にしていた作品が「意外と大きかった!」あるいは「小さかった!」という感覚は、多くの方が体験されているのではないでしょうか。 さて、現在町田市立博物館で開催中の「淡島雅吉展」のポスターやチラシで使われているこの作品は、お客様からよく「思ったよりも大きいですね」と声をかけられます。「ワイングラスかと思いました」とおっしゃる方もいました。実際には高さが36センチほどもあり、ガラス製としては結構大きな作品です。ちなみに「ひっくり返しても飾れるの?」と聞かれることもありますが、立たないことはないものの作品の正位置はこの向きなので、ひっくり返しては飾れません。 ガラス作品の中にはものすごく大きなものもありますが、この作品のように吹いて作るものは、技術的な制約などから大き

    町田市立博物館より38 ワイングラス...? 学芸員 齊藤 晴子 | 町田 | タウンニュース
    ykkykym
    ykkykym 2019/03/21
    “展覧会会場で作品を配置するレイアウトを考えるとき、作品の大きさを数字だけで捉えていると、思ったより作品が大きくてたいてい失敗します。「ちょっと余白をとりすぎかなあ」と思うくらいが実はいい塩梅です”
  • 町田市立博物館より37 「自立しません」 学芸員 齊藤 晴子 | 町田 | タウンニュース

    「自立しません」と聞いて、耳が痛い御仁もいらっしゃるかもしれませんが(筆者も長らく親のすねかじりをしていたので耳が痛いですが)、今回は人の話でなく作品のお話です。 現在、町田市立博物館で開催中の「近代ガラスデザインの先駆者 淡島雅吉」展には、作者によって「マーバロン」と名づけられた作品が3点出品されています。「マーバロン」とは、淡島雅吉のイニシャルであるMAと、英語で「風船」を意味する「バルーン」を組み合わせた造語で、ご覧のようにまん丸の形をした作品です。もとは昭和39年の東京オリンピックの屋内競技場の装飾として作られたもののようです。 で、この作品が「自立しない」のです。ガラスの技法としては「宙吹(ちゅうぶ)き」とよばれる型を使わない技法で、吹きっぱなしで平らな底もつけられていないので安定しません。なぜ底をつけなかったのかは不明ですが、淡島雅吉は吹きガラスの自然な円みを好んでデザインして

    町田市立博物館より37 「自立しません」 学芸員 齊藤 晴子 | 町田 | タウンニュース
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    ykkykym 2019/02/14
    “ガラスの技法としては「宙吹き」とよばれ、吹きっぱなしで平らな底もつけられていないので安定しません。 しかし立たないことには展示にならないので、立たせるための土台について試行錯誤を繰り返しました”
  • 町田市立博物館より36 「金箔触るな」 学芸員 矢島 律子 | 町田 | タウンニュース

    現在開催中の「没後50年記念加藤土師萌展 ― 色絵磁器を極めた人間国宝 その技とデザイン ―」展のポスターになっている「萌葱金襴手丸筥(もえぎ・きんらんで・まるはこ)」を納めたカートン(段ボール箱)の上には、黄色い札に太い赤マジックで「金箔触るな」と書いてありました。ご覧のとおり丸い器の全面に金箔の花唐草文が焼き付けられています。「金襴手」とは金を織り込んだ綾錦のようだ、という意味です。この作品の最大の見どころのうえに繊細で、万が一の場合においては修復が難しいからです。「むむ、触らないでどう持つの?」と思わずうなってしまいました。 展は岐阜県現代陶芸美術館から巡回してきた展覧会です。巡回展の良いところは、参加館の企画力や交渉力を結集してより良い内容と作品を獲得でき、図録製作や展示備品などの経費が節減できる点です。その反面、大きな課題が作品の安全確保です。作品の出し入れや展示・撤去、輸送の

    町田市立博物館より36 「金箔触るな」 学芸員 矢島 律子 | 町田 | タウンニュース
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    ykkykym 2018/12/25
  • 「温(ぬく)め鳥」話題に 茅ヶ崎市美術館の小原古邨展 | 茅ヶ崎 | タウンニュース

    茅ヶ崎市美術館で11月4日(日)まで開催されている「小原古邨展」で、古邨の木版画『大鷹と温(ぬく)め鳥』が話題になっている。学芸員の月寿彦さんは「作品の美しさもさることながら、モチーフの面白さがインターネットをきっかけに広まっているよう」と説明する。 雀を捕まえた鷹が雪積の枝に停まるこの様子は「温め鳥」と呼ばれる冬の季語で、猛禽類が捕えた小鳥をカイロのように足を温めることに用いる、という鷹匠などに伝わる伝承が元になっている。鷹は一晩たつと小鳥を逃がし、お礼に小鳥が去った方向にはその日一日狩りにいかないと言われている。月さんは「雀の表情など細かい所まで表現されている。ぜひ生で見てほしい」と話した。 日曜美術館でも紹介 同展が10月7日(日)にNHK番組『日曜美術館』で取り上げられる予定。午前9時から同45分まで。

    「温(ぬく)め鳥」話題に 茅ヶ崎市美術館の小原古邨展 | 茅ヶ崎 | タウンニュース
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    ykkykym 2018/10/05
    “木版画『大鷹と温め鳥』が話題に。学芸員の月本寿彦さんは「モチーフの面白さがインターネットをきっかけに広まっている」。猛禽類が捕えた小鳥を足を温めることに用いるという伝承”
  • 川崎市市民ミュージアム 管理運営を民間事業者に 来年4月から公募開始 | 幸区 | タウンニュース

    川崎市は市民ミュージアムを2017年4月から指定管理者制度を使い、民間事業者に委ねることを発表した。来年4月から公募を行い、翌年4月から民間事業者による管理運営がスタートとなる予定だ。 川崎市市民ミュージアムは1988年に開館。以降、市が管理運営してきた。しかし利用者の伸び悩みや学芸員に委託していた調査研究にかかる収支バランスなどに課題を抱え、03年度の包括外部監査には「民間であれば倒産状態」という厳しい指摘も受けていた。 その状況を受けて川崎市は05年11月に、年間利用者数30万人や人件費などを含めた歳出と入場料などの歳入の割合を示す収支比率8%といった具体的な数値を組み込んだ「市民ミュージアム改革基計画」を策定。さらに06年には初となる民間館長として博物館や美術館活動に関する豊富な経験と実績を持つ志賀健二朗さんを迎えミュージアム改革を進めてきた。 結果、02年度には約8万5千人の利用

    川崎市市民ミュージアム 管理運営を民間事業者に 来年4月から公募開始 | 幸区 | タウンニュース
    ykkykym
    ykkykym 2018/08/31
    “02年度には約8万5千人の利用者で収支比率2・5%だったが12年度には17万人を超え収支比率も4・3%まで改善。一定の成果を上げたが、その後は大幅な成果が見れなかったため指定管理者制度の導入を決めた”
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    受贈された1612年出版のアントニオ・ネリ著の「ラルテ・ヴェトラリア」イタリア語初版の表紙=5月9日、町田市役所で撮影 世界的にも珍しい貴重なコレクションが町田市に――。町田市立博物館(町田3562)は現代ガラス作家、大平洋一氏から世界最古のガラス技法書とされる「ラルテ・ヴェトラリア(ガラス製造術)」の初版を含め、89点のガラス関係資料を受贈したと発表した。 工芸美術に強い館として知られる同博物館。岩田ガラスやボヘミアングラス、中国ガラスなど1000点近くを所蔵し、ガラス工芸の分野では関東随一の公立館として市外にもその名をとどろかす。1980年代から20以上の展覧会を開いてきた。町田市民のみならず、今回のように市外の方から寄贈の申し出を受けることもあるという。 世界的なガラス作家で東京都出身の大平洋一氏は1973年にヴェネチアに渡り、ヴェネチア美術学校の彫刻科を卒業後、現地のガラス職

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    ykkykym 2018/05/24
  • ハマ美が美術品修復講座 企業寄付受け、来春開始 | 青葉区 | タウンニュース

    鴨志田町の横浜美術大学(岡信明学長)は来年4月、美術・工芸品の修復保存の人材育成に向けて「寺田倉庫寄付講座 修復保存コース」を開講。11月2日に、寺田倉庫(株)(中野善壽代表取締役)=東京都品川区=とプレス発表会を行った。 環境変化や経年により劣化、損傷した美術品等が、設備や人材不足のために手つかずになっている現状を踏まえて開設。映像・音楽メディアやワイン、美術品の保存保管業を手がける同社の寄付で実現した。 当日は岡学長と中野代表、同大の浅川正樹学部長が講座について説明。1、2年次で基礎造形力を培い3年次から同コースを選択できることや、客員教授に建築家の隈研吾氏、染織史家の吉岡幸雄氏らが就任することを発表。また、同社運営のギャラリーとアトリエの複合スペース「テラダアートコンプレックス」に同大の天王洲サテライトを設置。デジタルアーカイブの修復保存も視野に入れるという。 中野代表は「一緒に

    ハマ美が美術品修復講座 企業寄付受け、来春開始 | 青葉区 | タウンニュース
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    ykkykym 2018/03/13
    “横浜美術大学(岡本信明学長)は来年4月、美術・工芸品の修復保存の人材育成に向けて「寺田倉庫寄付講座 修復保存コース」を開講”
  • 町田市立博物館より㉖ バナナの正しい食べ方 学芸員 矢島律子 | 町田 | タウンニュース

    7月8日から町田市立博物館で「黄金の地と南の海から〜東南アジア陶磁の名品〜」展を開催します。これは当館が四半世紀にわたって収集してきた東南アジア陶磁1500点の中から170点を選んで皆様にお見せしようとする展覧会です。東南アジア陶磁がこれほど集まっているのは世界的にも珍しく、また日人が丁寧に集めたものなので観賞価値の高いものが多いといえます。 1991年に山田義雄氏が565点をご寄贈頂いただいたのが発端です。続く中村三四郎氏、木内宗久氏、上神亮治氏は「東南アジアといえば町田だから」とご寄贈くださいました。おかげ様で、世界中から、とりわけ東南アジアから研究者たちが勉強に訪れるほどのコレクションになりました。 担当学芸員はできるだけ多くの研究情報を収集するため、諸先生方と様々な助成金に助けられながら、時間をやりくりして東南アジア各地へ調査に行きました。展では「スライド・レクチャー」という形

    町田市立博物館より㉖ バナナの正しい食べ方 学芸員 矢島律子 | 町田 | タウンニュース
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    ykkykym 2017/06/15
    “7月8日から町田市立博物館で「黄金の地と南の海から〜東南アジア陶磁の名品〜」展を開催します”
  • 旧県立近代美術館鎌倉館本館 鶴岡八幡宮へ無償譲渡 今後の活用は「未定」 | 鎌倉 | タウンニュース

    鶴岡八幡宮境内にある旧神奈川県立近代美術館鎌倉館館が昨年12月22日、県から同宮に無償で譲渡された。今後の建物の活用について、同宮は「未定」としている。 昨年3月末に閉館した県立近代美術館鎌倉館館は、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエのもとで学んだ坂倉準三の代表的な作品。戦後日のモダニズム建築の傑作と評価されており、1951年に日初の公立近代美術館として開館して以来「カマキン」の愛称で親しまれてきた。 鶴岡八幡宮との借地契約が昨年3月末に切れることから県は当初、建物を解体したうえで土地を返還する方針を示していたが、市民による署名活動などを受け2015年9月、館のみ保存し八幡宮に引き継ぐことを発表。昨年12月15日に老朽化の進んでいた学芸員棟と新館の除却工事が完了したことを受け、同宮へ館を無償で譲渡した。館は11月に県指定重要文化財に指定されている。 建物の今後の活用につ

    旧県立近代美術館鎌倉館本館 鶴岡八幡宮へ無償譲渡 今後の活用は「未定」 | 鎌倉 | タウンニュース
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    ykkykym 2017/01/15
    “昨年12月15日に老朽化の進んでいた学芸員棟と新館の除却工事が完了したことを受け、同宮へ本館を無償で譲渡した。建物の今後の活用について同宮は「現在のところは、まだ決まっていない」としている”
  • 横須賀美術館 企画展 美術と標本、「みる」境界は― | 横須賀 | タウンニュース

    走水小の児童らが作った架空の化石、布や羊毛を用いたキノコや植物の造形、紙やモデリングペーストで作られた魚や昆虫などの「幻想標」、人間の大きさに拡大した昆虫の超高解像写真――。これと同じ空間に展示されているのが、横須賀市自然・人文博物館(深田台)が所蔵する化石や鉱物・昆虫・動植物などの学術的資料。「どれが”物”なのか、不思議そうに帰られる方もいます」 現在、横須賀美術館で開催中の『自然と美術の標展』は、「モノ」を「みる」からはじまる冒険―がテーマ。「ある博物館で見た展示の造形や色彩に、心が動かされたのがきっかけ。自然史の資料と美術作品を見ることに、差はあるのか?そんな想いが浮かんだ」と企画を進めてきた美術館学芸員の中村貴絵さんは話す。現代アートの作家6人と画材ラボ「PIGMENT」が出品し、市自然・人文博物館の協力で標資料も並ぶ同展。「自然が創り出した造形や色、これらに影響を受けた芸

    横須賀美術館 企画展 美術と標本、「みる」境界は― | 横須賀 | タウンニュース
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    ykkykym 2016/08/06
    “児童らが作った架空の化石、布や羊毛を用いたキノコや植物の造形、魚や昆虫などの「幻想標本」。同じ空間に化石や鉱物・昆虫・動植物などの学術的資料。「どれが本物なのか不思議そうに帰られる方もいます」”
  • 多摩くらしの調査団 多摩特有の野菜発見か 関戸の個人宅で | 多摩 | タウンニュース

    多摩市域の風習や伝統などを調べるボランティア団体「多摩くらしの調査団」はこのほど、関戸で農業を営む井上正吉さん(97)宅で「これまで見たことがない」という白菜のような野菜を発見した。この野菜は、井上さん宅で代々自家用として栽培されてきたもので、現在、同調査団の依頼を受けた明治大学農学部野菜園芸学研究室で遺伝解析が進められているという。結果によっては、多摩特有の在来品種の発見につながるものと期待がかかる。 多摩くらしの調査団は、日々の活動の一環として市内の農家で昔の作物の品種や、その入手方法などの調査を進めていた。その際、関戸で代々農業を営んでいる井上さん宅を訪問。調査団の一員で多摩市文化振興財団の自然担当学芸員・仙仁径さんは「コマツナ」と紹介された野菜に目が留まったという。一般に販売されている「コマツナ」のような濃い緑色ではなく、明るい緑で、しゃもじのような形をした大きな葉だったことから「

    多摩くらしの調査団 多摩特有の野菜発見か 関戸の個人宅で | 多摩 | タウンニュース
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    ykkykym 2016/05/13
    “「コマツナだと思っていたが、そうでないと聞いて驚いた。いつから植えてきたものかは定かではないが、先代の頃(100年前)から、美味しいので続けてきた」”
  • 月本 寿彦さん | 茅ヶ崎市美術館の学芸員として担当した企画展が美術館連絡協議会の奨励賞に選ばれた | 茅ヶ崎 | タウンニュース

    常に中立、普通に ○…「今後の企画のプレッシャーになりますね」。自身が企画を担当し、昨年9月から11月にかけて開催した企画展「棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ」が美術館連絡協議会の奨励賞に選出された。茅ヶ崎市美術館の学芸員として多くの人々の「知りたい、学びたい」という知的欲求を満たすための努力に余念がない。 ○…山形県米沢市生まれ。少年時代から絵を描くことが好きで、小・中・高校でさまざまな絵画賞を受賞するほどの腕前だった。「学生時代はスポーツが得意な人はたくさんいるけれど、絵が得意な人は意外に少ない。モテたかどうか?どうですかね?」と照れ笑い。大学時代の美術館でのアルバイトがきっかけで学芸員を目指すことに。裏で支える仕事に面白さを感じ、文化貢献できる素晴らしさが青年の心を揺さぶった。しかし教授の強い説得に押し切られ高校の美術教師に就くも「何か違う」と自分の居場所を求め1年で退職。念願叶い山形美

    月本 寿彦さん | 茅ヶ崎市美術館の学芸員として担当した企画展が美術館連絡協議会の奨励賞に選ばれた | 茅ヶ崎 | タウンニュース
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    ykkykym 2016/03/22
    “茅ヶ崎市美術館の学芸員として企画した「棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ」が美術館連絡協議会の奨励賞に選出。10年ものの手作りヨーグルトに一家言をもっていて「結婚前から作っているカスピ海ヨーグルトがある」”
  • 「カマキン」最後の日々を見つめて 扇ガ谷出身の学芸員・松尾さん | 鎌倉 | タウンニュース

    鶴岡八幡宮との借地契約の満了などにより、1月31日で閉館する県立近代美術館・鎌倉館。「カマキン」の愛称で市民に親しまれた同館での最後の日々を、特別な思いで過ごしている人がいる。学芸員の松尾子水樹(こなぎ)さんは、地元扇ガ谷の出身。閉館を知りながら6年前に着任した松尾さんに話を聞いた。 昨年11月、同館では「カマキンとの思い出の写真」を市民から募り、約20枚を展示した。 その中の一枚に、同館前に設置されていた彫刻作品をバックにした親子の写真があった(左下)。 この少女こそ、当時3歳だった松尾さんだ。扇ガ谷で生まれ育った松尾さんにとって、同館は常に身近な場所だった。「幼い頃は散歩コース。初詣でや七五三のお祝いのときには、必ずここで写真を撮っていました」と振り返る。 6年前カマキンへ 「もともと美術館や劇場の空間が好きだった」という松尾さんは、大学卒業後、学芸員の道に進んだ。県内の美術館などでの

    「カマキン」最後の日々を見つめて 扇ガ谷出身の学芸員・松尾さん | 鎌倉 | タウンニュース
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    ykkykym 2016/01/23
    市民から募集した「カマキン思い出写真」に写っていた少女が現在カマキンで学芸員をしているというお話。
  • 川崎市市民ミュージアム 管理運営を民間事業者に 来年4月から公募開始 | 中原区 | タウンニュース

    川崎市は市民ミュージアムを2017年4月から指定管理者制度を使い、民間事業者に委ねることを発表した。来年4月から公募を行い、翌年4月から民間事業者による管理運営がスタートとなる予定だ。 川崎市市民ミュージアムは1988年に開館。以降、市が管理運営してきた。しかし利用者の伸び悩みや学芸員に委託していた調査研究にかかる収支バランスなどに課題を抱え、03年度の包括外部監査には「民間であれば倒産状態」という厳しい指摘も受けていた。 その状況を受けて川崎市は05年11月に、年間利用者数30万人や人件費などを含めた歳出と入場料などの歳入の割合を示す収支比率8%といった具体的な数値を組み込んだ「市民ミュージアム改革基計画」を策定。さらに06年には初となる民間館長として博物館や美術館活動に関する豊富な経験と実績を持つ志賀健二朗さんを迎えミュージアム改革を進めてきた。 結果、02年度には約8万5千人の利用

    川崎市市民ミュージアム 管理運営を民間事業者に 来年4月から公募開始 | 中原区 | タウンニュース
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    ykkykym 2015/12/07
    “川崎市は民間事業者に委託するにあたり、新たに目標を設定。年間利用者数25万人や学芸部門を一体とした管理運営体制の構築、さらに企画展などにおいてかかった費用の30%の収入を確保することを掲げた”
  • 町田市立博物館より【9】 ご機嫌ナナメな『彼女』 学芸員 矢島律子 | 町田 | タウンニュース

    『彼女』が生まれたのは、こんな窯(ワンヌア窯移築復元―チェンマイ国立博物館、タイ)=筆者撮影 「彼女の機嫌をまた損ねるといけないので、写真掲載は避けました。当博物館で展示するときは、そーっとお教えしますね」(筆者) もう10年以上前になるでしょうか。町田市立博物館の工芸美術品をもっと多くの市民に知っていただきたいということで、町田の駅前の商店街の一角を借り、「街角ギャラリー」と題して3週間くらい出張展示を行ったことがありました。展示ケースを借り、警備員や受付員を配置して大変だったなあと懐かしく思い出します。ボヘミアガラスや東南アジア陶磁を見ていただき、好評でした。私は陶磁器担当。館外に出たことがない作品を含めることにしたので、出展作品は事前に入念にチェックしました。 機嫌を損ねた!? ところが、このなかに大変気難しい『お皿様』が含まれていたことに私は気づきませんでした。北タイ生まれの中型の

    町田市立博物館より【9】 ご機嫌ナナメな『彼女』 学芸員 矢島律子 | 町田 | タウンニュース
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    ykkykym 2015/07/13
  • 町田市立博物館より【8】 博物館の怪談―ガラス編 学芸員 齊藤晴子 | 町田 | タウンニュース

    江戸時代中期の薄手のガラス※作品は割れてはいません「桔梗形ガラス鉢 五口」日 江戸時代 口径15,3cmほか町田市立博物館蔵 今回もまた博物館の裏側のお話です。「怪談」といってもオバケは出てきませんのでご安心ください。とは言え私たち学芸員にとっては、実体のないオバケよりもはるかに身の毛のよだつ怖〜いお話です。 私の専門分野はガラス工芸なので、まずはガラスに関する怖いお話をお聞かせいたしましょう。往年のテレビ番組「まんが日昔ばなし」の怖い話の時のBGMを頭の中で響かせながらお読みください(語りはもちろん市原悦子さんの声で)。 オバケの仕業!? とあるお宅でのこと。誰もいないはずの隣の部屋から、パリッというかすかな音が聞こえてきました。何事だろうといぶかしんだご主人が部屋をのぞいてみると、そこには案の定、誰の姿もありませんでしたが、よく見るとなんと床の間に大切に飾られていた江戸時代の薄手

    町田市立博物館より【8】 博物館の怪談―ガラス編 学芸員 齊藤晴子 | 町田 | タウンニュース
    ykkykym
    ykkykym 2015/07/13
    “徐冷(じょれい=ガラスをゆっくりと冷ますことで歪みを取り除く工程)が不十分なものがあり、温湿度の少しの変化やちょっとした刺激などで(あるいは場合によっては特に何もしなくても)割れてしまうことがある”