猫をモチーフにした絵画や版画、彫刻などを集めた「招き猫亭コレクション 猫まみれ」が、藤沢市辻堂神台の藤沢市アートスペースで開かれている。猫関連の美術品を収集してきた匿名コレクター「招き猫亭」さんが藤沢市に寄贈した455点の中から135点を展示する新収蔵作品シリーズの第1弾で、会場はまさに猫づくし。愛猫家にはたまらない企画展だ。【鈴木篤志】 招き猫亭さんは猫好きから絶大な支持を得ている収集家で、40年にわたって夫婦で猫アートを集めてきた。これまで全国16カ所で企画展を開き、著書も出版している。藤沢市に寄贈したのはコレクションのほぼすべてで、総評価額は1億1300万円。市の担当者によると「素性を明かさないことを条件に、今年2月に藤沢に縁があって寄贈を受けた」という。
受贈された1612年出版のアントニオ・ネリ著の「ラルテ・ヴェトラリア」イタリア語初版本の表紙=5月9日、町田市役所で撮影 世界的にも珍しい貴重なコレクションが町田市に――。町田市立博物館(本町田3562)は現代ガラス作家、大平洋一氏から世界最古のガラス技法書とされる「ラルテ・ヴェトラリア(ガラス製造術)」の初版本を含め、89点のガラス関係資料を受贈したと発表した。 工芸美術に強い館として知られる同博物館。岩田ガラスやボヘミアングラス、中国ガラスなど1000点近くを所蔵し、ガラス工芸の分野では関東随一の公立館として市外にもその名をとどろかす。1980年代から20以上の展覧会を開いてきた。町田市民のみならず、今回のように市外の方から寄贈の申し出を受けることもあるという。 世界的なガラス作家で東京都出身の大平洋一氏は1973年にヴェネチアに渡り、ヴェネチア美術学校の彫刻科を卒業後、現地のガラス職
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