インターネット上に140字以内の「つぶやき」を投稿できるツイッターを活用して情報発信する自治体や商店街が続々と登場している。 地域の活性化や集客につなげようと、閲覧者限定のイベントを開いたり、「ゆるキャラ」を前面に出したりと知恵を絞る。 約400年の歴史がある京都市中京区の錦市場。鮮魚店や漬物店、青果店など約130店が並ぶ。昨年12月、商店街振興組合などの呼びかけで全店がツイッターのアカウント(登録名)を取得した。現在、約30店が旬の食材情報などを「つぶやく」。 創業約90年の鶏肉合鴨(あいがも)肉専門店「鳥清」もそのひとつ。つぶやきの主は同店常務取締役の三角(みすみ)英夫さん(33)と従業員の山中信成さん(30)。携帯電話を使って店内外の出来事を写真付きで中継している。 「今日のまかないの『鴨ロ〜スの塩焼き』だ!!ナイスだ!!」「頭ぶつけたなう」(「なう」とは、現在進行中であるという意味