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ブックマーク / m-hiyama.hatenablog.com (90)

  • 本日のtip:ファイル名に日付や時刻を入れるには - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    ちょっとしたtipでも「ヘーッ」と思う人もいるようなので書いてみます。Unix/Linux/Cygwin/MSYSとかでの話。 ファイル名の一部に日付や時刻を入れたいときはけっこうあります。次のようにします。 $ touch `date +%Y-%m-%d`.txtこれで、2008-11-29.txt (このエントリーを書いている時点での「今日」)という名のファイルができます。 dateコマンドの+オプションで、表示する日付・時刻のフォーマットを指定できるのです。パーセントの後の1文字は次のような意味です。 文字 意味 例 Y 4桁の年 2008 y 2桁の年 08 m 2桁の月 01, 11 d 2桁の日 01, 29 H 24時制2桁の時間 01, 14 M 2桁の分 01, 59 S 2桁の秒 01, 59 A 曜日 Saturday a 曜日(省略形) Sat 曜日の表示はロケール

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    zonia
    zonia 2008/12/07
  • 空白を含むパス名で困ったときの応急処置 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    Windows環境で、空白を含むファイル/ディレクトリ名をうまく処理できないプログラムがありますよね。そんなプログラムに、例えば "C:\Program Files\Windows Media Player" というパス名を(コマンドライン、GUI、環境変数、設定ファイルなどを通じて)渡す事態になって困ったら、応急的な対策があります。 Windowsのショートネームを使うのです。dir /x とかでショートネームがわかるので、それを使います。僕の環境だと、先のパス名は C:\PROGRA~1\WINDOW~2 となります。もちろん、空白は含みません。

    空白を含むパス名で困ったときの応急処置 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
  • 重箱読み、湯桶読み、いや違う、何読み? - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    最近、テレビでバレーボール(北京五輪予選)をよくやっています。長男が「第1セット」を「だい・ワン・セット」と読んでいました。音読み/訓読みを混ぜる変則読みがあるけど、英語も混ぜるのは変則過ぎないか。

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  • あの福井市の小学生、その驚くべき発見とは (3) - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    (前のエントリーの続きです。) ●面積公式になじむ まずは、 面積 = 内部点の個数 + 周囲の長さ/2 - 1 がどうやら成立しそうだという“感じ”をつかんでおきましょう。(“感じ”だけ。) 内部点が十分にあるようなタイル領域、つまり、細くなくて大きなタイル領域の場合、内部点を勘定して面積の近似値にするのは悪い考えではありません。次の例だと、(僕の勘定が間違ってなければ)内部点が60個、面積は81(タイルが81枚)です。領域をもっと拡大すれば近似の精度は上がります。 円の面積(下の図は1/4だけ描いてあります)の場合、タイル領域で近似し、その内部点を勘定する方法で割といい近似値が得られます*1。 しかし、細い領域の場合は、そもそも内部点がなかったりするので、内部点の個数で面積を近似するわけにはいきません。次の細長い長方形で見てみると、面積の値は長い辺の長さと同じです。眺めていると、面積

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    zonia
    zonia 2008/02/13
  • あの福井市の小学生、その驚くべき発見とは (2) - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    (前のエントリーの続きです。) 面積 = 内部点の個数 + 周囲の長さに依存する数 の「周囲の長さに依存する数」の予測はつきましたか? … … … これは、「周囲の長さ/2 - 1」となります。結局、面積を求める公式は、 面積 = 内部点の個数 + 周囲の長さ/2 - 1 中藤小学校の先生が出した宿題の場合、周囲の長さが16だったので、「周囲の長さ/2 - 1」の部分が「16/2 - 1 = 8 - 1 = 7」となり、 面積 = 内部点の個数 + 7 だったわけです。 下の図は、僕が方眼紙に描いてみた少し複雑な例です。確かに、「面積 = 内部点の個数 + 周囲の長さ/2 - 1」となっていますよ。 特に、宿題の例(e)のように、内部点をもたない“細い図形”のときは、 面積 = 周囲の長さ/2 - 1 となり、面積は周囲の長さだけで決まる(そして逆に、周囲の長さは面積だけで決まる)ことにな

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    zonia
    zonia 2008/02/13
  • あの福井市の小学生、その驚くべき発見とは - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    みなさん、お待たせいたしました。発表いたします。 なにを発表? -- ことの発端は、「福井市の小学生が驚くべき発見」をまず読んでくださいませ。 読みましたか? はい、では、いきます。 ●中藤小学校の先生が言いたかったこと 前のエントリーでは、図を少し縮小して貼っていたので、以下のリンクをクリックして原寸大の図を脇に表示しておいてください。 図を別ウィンドウで表示 (a), (b), (c), (d), (e)の5つの例で、周囲の長さはすべて16です。しかし、面積は異なります。念のために表にまとめておけば: \ (a) (b) (c) (d) (e) 周囲の長さ 16 16 16 16 16 面積 16 15 14 13 7 小学校の先生が言いたかったことを、(子供向けじゃなくて)大人の言葉で表現すれば次のようになります。 面積が周囲の長さから求まるなら、 面積 = f(周囲の長さ) という

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    zonia 2008/02/13
  • 福井市の小学生が驚くべき発見 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    たまたま目にした論文に面白いことが書いてありました。 随分と昔(1976年)のことらしいのですが、福井県福井市中藤<なかふじ>小学校の先生が、「図形の周囲の長さから面積は求められないし、面積から周囲の長さも求められない」ことを子供達に納得してもらうために、次のような宿題を出したんだそうです。 次の図の「S」と書かれた四角は正方形のタイルです。このタイルの一辺の長さを単位として測ることにして; 図形(a)の周囲の長さは16、面積は16です。たまたま長さも面積も16でしたが、これで法則性があると早とちりしてはいけません。(b)から(e)までの周囲の長さと面積も求めてみなさい。 驚くべきことに、先生の意図に反して、とある子供が“周囲の長さと面積の関係”を発見してしまったというのです。 この子の発見は、その前年(1975年)出版の論文集(University of Tokyo Press)に公表さ

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    zonia 2008/02/11
  • 次元+次元・解析 -- 現象と量の型チェック機構 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    「なんとかならないのか!? ベクトル解析:用語法の無茶苦茶」で次のように言いました: (物理的な意味での)次元解析をちゃんとすべし それで、次元解析(みたいなこと)の話をしたいのですが、「次元」という言葉は注意が必要です。「次元」の2つの意味・用法と、それら2つの次元を両方とも同時に計算・解析する方法について述べます。 内容: 幾何次元と物理次元 量の空間の演算 直積と外積 無次元量 実例:熱流束密度と熱伝導度 L3/(L3∧L3) の分析 強い型付けとしての次元解析 ●幾何次元と物理次元 「次元」は多義語なので、代表的な2つの用法を「幾何次元」と「物理次元」と分けて呼びましょう。 幾何次元は、「直線が1次元で平面なら2次元」といった使い方をする「次元」です。要するに、「空間がいくつの方向に広がっているか」ですね。あるいは、空間の位置を数値の組(座標)で表すとき、「いくつの数を必要とするか

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  • なんとかならないのか!? ベクトル解析:用語法の無茶苦茶 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    ベクトル解析やテンソル解析の伝統的な定式化やシナリオがどうにも不満だ! という話は何回かしました。 テンソル:定義とか周辺の話とかナニやら テンソル:なぜ難しいのか 熱伝導のフラストレーション ベクトル解析/テンソル解析 最近、臨時別冊・数理科学2005年5月 北野正雄・著『マクスウェル方程式』(ISSN 4910054700558)という(ムック)*1を眺めてみました。 著者の北野さんは、伝統的なスタイルのベクトル解析に批判的で、新しめの定式化を採用・提示しています。また、混乱した用語法を整理しようとも試みているのですが、「用語法のジレンマ」とでもいいましょうか、「用語法を整理するために導入した新用語が、さらに用語を増やしてしまう」結果となっています。 北野さんによる、「微分形式(反対称テンソル)で表現される場の物理量」の呼び名は(『マクスウェル方程式』43ページ): 次元 空間要素

    なんとかならないのか!? ベクトル解析:用語法の無茶苦茶 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
    zonia
    zonia 2008/01/28
  • Makefileの書き方:プログラミング言語Make - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    「Makefileの書き方、その勘どころ」にて: まだ、関数を使ってソースやターゲットを生成する方法とかパターン規則の説明をしてないので、続きを書くと思います。調べているうちに、GNU Makeの構文(の一部)はある種のプログラミング言語だという気がしてきました;そのことも書きたい気がしてます。 というわけで続きを書きます。 実は、関数呼び出しを使うときは、代入に「=」を使うより「:=」のほうが適切かつ効率的なときが多いのですが、その話は次の機会にします。 これの説明が中心になります。 内容: 前置き 変数の種類と変数定義 ソースコードの後のほうを参照すること Makeは上から下へと実行していくのだ MakeとLispは似ている 実例 ●前置き 以下、Make一般ではなくてGNU Makeの話です。GNU Makeより古いMakeにも備わっていた伝統的機能の説明はしません。 GNU Mak

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  • テンソル:なぜ難しいのか - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    まだテンソルにこだわってみる。 さまざまなテンソル達 「テンソルとは何か」が難しく分かりにくいのは、定義が多様であり、それらの定義のあいだの関係が明確にしくいせいでしょう。 まず、慣性テンソルとかひずみテンソルのように、物理(力学)や工学で登場する量としてのテンソルがあります。他にも、現象世界のなかに色んなテンソル量があるのだと思います(僕はよく知らんけど)。微分幾何のテンソルも、物理工学的なテンソルに近いものだと感じます。 一方で、線形代数(複線形代数と言うほうが正確)の範囲内で、純粋に代数的にテンソルを定義できます。ただしこの場合、「テンソルとは何か」に正面から答えるわけではなくて、代数的構造としてテンソル空間を定義して、「テンソル空間(の台集合)の元がテンソル」と素っ気なく言うだけですが。 もちろん、物理工学的なテンソル量は、あるテンソル空間でモデル化できます。しかし、抽象的な議論を

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    zonia 2007/08/10
  • テンソル:定義とか周辺の話とかナニやら - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    奇遇ですね。 「テンソルってなんかよくわかんね」 僕も比較的最近、「テンソルってなんなんだよ」と考える機会がありました。 「テンソルってなんなんだよ」と最初に考えたのはもう二十数年も前になるのではないでしょうか。それ以来、たまに思い起こすことがあります。 昔(二十から三十年ほど前です)は、微分幾何や物理工学系のも含めて勘定すれば、テンソルのはけっこうたくさんあったように思います。が、最近は何故かあんまり見かけませんね(僕の気のせいでしょうか?)。まーとにかく、当時はテンソルの教科書は複数あって見比べることも出来たのですが、どれを読んでもサッパリまったく理解できませんでした。 これは黒魔術か? それらのにおけるテンソルの定義は次のようなものでした。 i1, ..., in、j1, ..., jmを適当な範囲を動く添字(番号)だとして、添字付けられた数(スカラー)の組 ai1, ...,

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    zonia 2007/08/07
  • なにかを主張すれば、なにかを否定することになる - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    ニセ科学を擁護<ようご>はしないまでも、反ニセ科学論が「狭量である」「思考が硬直している」「むしろ非科学的態度だ」などと批判的に扱う意見を目にします。それらに共通したパターンは、一面的には正しいことを言ってはいるのだけど、議論の別の側面をゴッソリ落としているってことですね。 「一面的には正しい」だけに、稚拙な議論にアッサリ納得してしまう人もいそうだから、絵をまじえて説明しておきましょう。そう思った直接の動機は、最近のタミフル問題なんだけど、直接タミフル問題に言及することはしません。題材はニセ科学とします。内容的には「通常科学と真性ニセ科学の両立不可能性について」とほぼ同じですが、説明の仕方は変えてあります。 科学的に正しい言明 実験的または理論的に真偽が確認できそうな言明(今すぐ真偽を確認できなくてもいい)をイッパイ考えます。そのなかのいくつかは、現在の(普通の)科学で正しいと認定できるも

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  • 松岡農水相もなんだが、その“水”はなによ?! - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    左巻健男・著『水はなんにも知らないよ』の存在をわざわざ知らせてくれた人もいるのですが、それはもう読んでるって。 水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書) 作者:左巻 健男発売日: 2007/02/25メディア: 新書 情報として目新しいことは特にありませんでしたが、1冊の書籍としてまとまっている点は便利かつ有意義ですね。 さて、「週刊新潮」3月22日号に、松岡利勝・農水大臣の高熱水費に関する疑惑の記事が載っていました。2881万円(5年間)の高熱水費の一部が、ボトル15000円の水代であった、というのが松岡氏の主張(言い訳)らしいです。 松岡氏もスゴイことを言うなーと感心しましたが、500ミリリットルで15250円(税込、普通のミネラルウォーターの80倍40倍ほど)の水ってのもスゴイ! http://store.yahoo.co.jp/ioswebshop/20021.html

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  • きくちさん、弾さんはエンタテイナーなんです - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    きくちさん、 ネタでもだめです と出張<でば>っていったみたいですが、 これ以上は不毛なので僕はもう書きません あー、やっぱり。 で、ここに戻って続きのコメントを書いていただいたみたい、ありがとうございます。ブログ書き手人の特権を使って、コメント欄への応答をエントリーにします。 きくちさんは、弾さんと(普通の意味の)“議論”ができると期待したのかもしれませんが、それは所詮無理。僕は、「もうやめるか/論点を絞るか、どっちかにしませんか」において、かなりきついルールを提示し、このルールのもと“リング内でクリーンファイト”をしませんか、とお誘いしているのですが、弾さんがこれを受ける可能性は“ほぼ”ないでしょう。仮に受けても、「ルール違反=論点ズラシ、一般化/曖昧化」をしそうです。 そもそも弾さんのあの語り方 -- 自明で納得できる言明のなかに奇妙な主張を織り交ぜる -- は一種の話芸なのです。

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  • もうやめるか/論点を絞るか、どっちかにしませんか - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    「ニセ科学はリンクエラーを起こさない」にて、弾さん曰く: 問題の核心が、ここにある。 問題の核心は、そこにはない、のですけど。 まーた、論点がずらされているのですが … でも、その論点自体は、とりあえず今は置いときます。 弾さん、どうせ気じゃないでしょ?(万が一、気だったらゴメンナサイ。) 最初の「道徳やしつけの根拠は自然科学にある」は、どう見ても逆張りネタで、強引な後付けで、科学者の説明責任から「信じてもよさげリスト」提案へと持っていった、としか思えないのですよ。ただ、その提案が余りに無茶だったので、僕も一言いわせてもらったのです。だって、「せっかく弾さんが有効な提案をなさっているのに、菊池さんや田崎さんは実行しようともしない」なんて無邪気に考える人もいそうだからね。 あの時点で、「ネライ過ぎでした、提案はスベってます」で済ませれば、議論は終結してたのじゃないかな。その後が引っ張りす

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  • 檜山正幸のキマイラ飼育記 - ニセ科学は「バグのあるモジュール」なんかじゃない

    弾さんが、科学と道徳/しつけに関する続編を書かれています。そのなかで、「科学はあなたを救ってくれない」を引用していただき、かつ、「おっしゃる通りです。ご高説、ごもっとも。」と賛同していただいているわけですが、その引用箇所が: 通常科学の主たる仕事は、この現象世界に対して整合的で経済的(できるだけ単純)な説明を与え、できるだけ包括的かつ正確な予測手段を提供することです。 グニャ。 自分で書いておきながら、あまりにも「ご高説」で気恥ずかしくなるような箇所、グニャグニャ。 論点をはぐらかされた/すり替えられた印象が強いので、補足をしておきます。 弾さんのエントリーは、僕の「ご高説」引用から、実験と信用の話へと続きます。この部分は、現象/現実の記述として読めば特に異論もないです。細かく言えば、実験の意義とか科学における信用の解釈が奇妙なんですが、まー、いいとします。が、次の段落: そして、なぜエセ

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  • 科学はあなたを救ってくれない - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    菊池誠さんがしばしば強調している「道徳やしつけの根拠を自然科学に求めるべきではない」に対して、「道徳やしつけの根拠は自然科学にある」と弾さん: 今や自然科学者にとって金科玉条となっている[注:菊池さんの]この文言は、その一方で自然科学者の怠慢の証拠でもあると言ったら言い過ぎだろうか? 言い過ぎでしょう。 もちろん、私は自然科学者が道徳やしつけを設計せよ、と言っているわけではない。しかし少なくとも道徳やしつけの設計を、自然科学の目で「査読」し、そして道徳やしつけの「設計者」たちの自然科学に対する理解を新鮮かつ的確に保っておくのも、義務とまではいわぬとも業務の一部なのではないだろうか? という一般的な指摘には同意しますが、その具体的事例である(強調は檜山) しかし「一般人に対する説明」は[注:科学的反証とは]違うのだ。「それでは何を信じたらいいのですか?」という質問にまで答えてあげないと、答え

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  • ブックマークタグvoodooはやめます - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    トラックバックをたどってみたら、andy22さんが、僕が使っているブックマークタグvoodooにごイケンがあるらしい。 見てみたら、結構このタグ[注:voodoo]を使っている人は他にもいる。 えっ、そうなの? 米3dfx社が開発したグラフィックスチップのブランド名だとか。 なんだ、そういうことか :-) と、そればっかりでもない。 もしトンデモという意味合いでvoodooて言葉を使ってるんだとしたら、ちょっと他文化に対して失礼にもほどがあると思うね。 いいじゃん「ニセ科学」「トンデモ」で。それで十分通じるのに。どうして、わざわざ、こういう言葉を使わなければならないんだろう? voodooの文化的・歴史的背景に考慮をはらわなかったのは僕が迂闊でした。 わざわざ別な言葉を選んだのは、僕としては、トンデモとは、と学会の当初の定義である「著者の意図とは異なる視点から楽しむことができる」の意味

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    zonia
    zonia 2006/12/23
    別に折れる必要もない、とも思うがそれはその人の自由だ。
  • 通常科学と真性ニセ科学の両立不可能性 その2 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

    昨日のエントリーへのコメントに対する僕の応答、言い足りなかった点への補足、それと関連する雑談を混ぜて話します(混ぜるとまた長くなるのだけど…エントリー分けるのが面倒で)。 コメントはいずれも示唆的であり、議論は完結している感じです。その点で、このエントリーは蛇足なんですが、通り2さんの非常に的確な指摘「『ニセ科学』という曖昧な表現で、色々なものを括ってしまってる為、何を議論しているのかが不明瞭ように思います。」に少しは応えたいとも思いまして。 内容: しょうもない説と異端の説 僕は“しょうもない説”を話題にしたかった 個人的な趣味について言えば 批判的検討(メモ編) ●しょうもない説と異端の説 まず、言葉使いの話からはじめます。 『トンデモ科学の見破りかた -もしかしたら当かもしれない9つの奇説』というで著者・ロバート・アーリックが、「デタラメな(nutty)考え」と「トンデモない(c

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