南スーダン北部ユニティー州の配給所で食料の入った袋を運ぶ女性たち(2017年3月10日撮影)(c)AFP/ALBERT GONZALEZ FARRAN 【3月18日 AFP】南スーダンはサルバ・キール(Salva Kiir)政権の軍事行動を主原因とする飢饉(ききん)に陥っているにもかかわらず、同国政府は石油収入を武器の購入に費やしていることが、国連(UN)の秘密報告書で17日、明らかになった。 AFPが入手したこの48ページにわたる国連専門家パネルの報告書は、南スーダンへの武器禁輸を求めている。同内容の決議案は米国が支持していたが、昨年12月の国連安全保障理事会(UN Security Council)で否決された。 この報告書は「さまざまな調達元から南スーダンに武器が流入し続けており、近隣諸国が協調して南スーダンに武器を流していることも多々ある」と述べていた。 同委員会によると、南スーダ