リオはリバーズデール株の買い付け価格を1株当たり現金16豪ドルに引き上げたが、取引が再開されたリバーズデール株は一時16.84豪ドルまで上昇。市場では対抗買収案が提示されるとの思惑が浮上している。 リバーズデールをめぐっては、インドの国営企業で構成する企業連合が買収を検討していることを明らかにしているほか、事情に詳しい複数の筋によると、アングロ・アメリカンAAL.L、アルセロールミタルISPA.AS、エクストラータXTA.Lなども関心を示している。 ペーターソンズ・セキュリティーズ(シドニー)のアナリスト、アンドリュー・ハリントン氏は「対抗買収が提示される可能性が高いとみている。大規模な新しい原料炭の鉱床はそれほど存在しない。(リバーズデールが保有する)鉱床は非常に大きく、生産開始が近い」と述べた。 買収成立には、リバーズデール株主の50%以上の賛同が必要。ロイターのデータによると、大株主