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歴史と本に関するdaddyscarのブックマーク (3)

  • 「アンネの日記」真贋論争~偽書説が科学的検証を経て否定されるまで

    「アンネの日記」が何者かの手によって都内図書館で多数破られているというニュースが次々と報じられている(2014年2月)。サイモン・ヴィーゼンタール・センターによる批判を皮切りに海外メディアでも報じられて、国際問題の様相すら呈しつつある。 この事件については当局の適正な捜査を見守るだけだが、これを切っ掛けにふと「アンネの日記」を色々と検索してみると、未だにアンネの日記偽書説がインターネットに広がっているようだ。え?今更?としか思えないのだが、結論から言うと「アンネの日記」は1981年にオランダ国立戦時資料研究所とオランダ国立法科学研究所による科学的調査の上でアンネ・フランクが書いたものと確定している。この件、日ではwikipediaに軽く触れられている程度で、インターネット上にはテキストが見当たらないので、これを詳説したオランダ国立戦時資料研究所編「アンネの日記 研究版」(絶版)をもとに改

    「アンネの日記」真贋論争~偽書説が科学的検証を経て否定されるまで
  • 森光子 『春駒日記―吉原花魁の日々』

    大正末期、苦海に身を沈めていた女性の日記(随想)が朝日文庫に収録されました。原著は一九二七年(昭和二年)生活文化研究会刊の『春駒日記』です。解説は私に書かせていただきましたが、以下はその一部を新稿としたものです。 著者は森光子。といっても女優ではなく、吉原の「長金花」という遊廓で身を鬻いでいた春駒という花魁の名です。花柳文献は多いが、娼婦自らの手になる資料は稀で、すでに朝日文庫から刊行された『吉原花魁日記』と姉妹編をなしています。 光子は群馬県高崎市内の貧しい職人の家に三人兄妹の長女として生まれ、高等小学校を卒業しましたが、大酒をくらって死んだ父親の借金返済のため、十九歳のときに吉原へ千三百五十円で売られてしまいます。周旋屋にピンハネされ、実際には千円と少々。詩歌と読書を愛する文学少女が、いきなり初見世を体験させられて人生に絶望し、何度も自殺を考えますが死にきれず、やがて周旋屋や抱え主や

  • 不思議の国のアリスのモデルとされている女性「アリス・リデル」 : カラパイア

    アリス・リデル(1852年 - 1934年 享年82歳)は、少女時代、ルイス・キャロルの児童小説『不思議の国のアリス』(1865年)および『鏡の国のアリス』(1871年)のモデルとなったとされているイギリス人女性である。

    不思議の国のアリスのモデルとされている女性「アリス・リデル」 : カラパイア
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