竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉 - 宮本大人のミヤモメモ（続）

竹内一郎氏が『手塚治虫＝ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞を受賞した件について、緊急声明的に問題提起を行なったところ、予想以上に大きな反響をいただき、また、多くの有力な援護射撃をいただくことができ、心強く感じました。マンガ論の蓄積が今、どの程度の地力を持ちえているのかを確認する機会を提供してくれたという点では、竹内氏とサントリー学芸賞の選考委員諸氏にも、お礼を言うべきなのかもしれません。 さて、この件がどのような意味で「問題」なのかについては、すでにさまざまな形で上に触れた有力な援護射撃の中で指摘されていますが、今一度、私なりにまとめておきたいと思います。 まず、大きく分けて、二つの問題があります。 ①この著書そのものの質の問題。 ②この著書がサントリー学芸賞を受賞してしまったことの問題。 ①については、すでにこの著書が刊行された時点で、「漫棚通信」、「紙屋研究所」、「白拍子なんと

[ilya]

2006-11-21

[contractio]

貰うと名誉なのかどうか分からないサントリー学芸賞問題再訪。

[kitone]

比文

[webmarksjp]

大学

[ttpooh]

「水伝」系研究(http://tinyurl.com/ylz8m2)と言い、"旧帝大"ってくくりもいい加減役目を終えてるんじゃないか。

[gnt]

論博論文査読は「清水展氏、毛利嘉孝氏、上野俊哉氏、杉山あかし氏、阿尾安泰氏」おいおいおいおい。

[matterhorn]

今年のベストエントリに決定

[planetes]

4年前の時点で夏目先生の名前もしらなかったって、あんまりだと思うんだが。まぁ、そういう人だからこそ、ここまでボロクソに叩かれる本を出版出来たのかも。

[t-kawase]

例の本のもとになった博論について

[shidho]

下調べして何か作る、というのはマンガ原作にはよくありそうな話ではあるけどなあ。

[synonymous]

これ、なんてソーカル事件？

[shinimai]

サブカルチャー、ポピュラー文化の研究者としては他人事ではない問題に思えてきた。

[takanofumio]

「実は、私ミヤモト自身が、以前、竹内氏からこの「助手」をやらないかという依頼を受けたことがあるからなのです。」えーーーーっ！

[gastaro]

竹内一郎氏が『手塚治虫＝ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞を受賞した件について

[TakahashiMasaki]

そんなんで博士号がもらえるんか…（関係ないが「やらないか」にキーワードリンクがあってふいた

[Listlessness]

「要するに、竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉は一つではなく、むしろいくつかの条件が重なり合う中で、この問題が形成されてきたことが分かります。」/次回のエントリも注目

[hujikojp]

博士論文となる過程

[komogawa]

"もしや、今日のアカデミズムの形骸化を内側から暴き立てるカルチュラル・スタディーズ的実践だったりするのでしょうか。"

[goito-mineral]

上野俊哉、毛利嘉孝。カルスタの二大巨頭。

[neanias]

続編が予定されているらしい。てか色々新事実が…。