中野千恵子(在留邦人向け月刊情報誌編集長/インドネシア在住) インドネシア東カリマンタン州で首都移転先に決まった地区を視察する同国のジョコ大統領(左)とイスラン・ヌール同州知事=2019年12月17日【EPA時事】 2022年1月18日、インドネシアの国会は首都移転法案を可決した。これにより、24年にはジャワ島西部のジャカルタから東カリマンタン(カリマンタン島東部)に移転が始まる。新首都の名称は、ジャワ語で群島を意味する「ヌサンタラ」。国の首都が移転するのは世界的に初のケースではないにしても、そうたびたびあることではない。そこで、現地で報道されている移転理由、移転先の選定理由、移転計画を踏まえながら、ジャカルタ在住20年目の筆者が感じるジャカルタの現状や東カリマンタン州を訪れた際の印象、現地の人の声などから首都移転問題について考えてみたい。 なぜ首都移転なのか? 位置情報技術を開発するオラ
テレワーク普及後、働き方は変わる?【時事通信社】 新型コロナウイルスの感染拡大から約2年。この間、テレワークは普及し、本社を首都圏から地方に移転する「脱首都圏」の動きも進んだ。東京近郊に住んで満員電車で毎日通勤する必要は必ずしもなくなり、働き方は多様になった。政府もコロナ禍を一つの契機ととらえ、税制面から企業の地方移転などを後押しして地方創生に取り組もうとしている。 もっとも、最近はオフィスへの出社率が上昇傾向。地方に本社機能を移せる企業はある程度移転し終わったという指摘もある。長期化するコロナ禍から「アフターコロナ」へ、新しい働き方をめぐる模索はこれからも続きそうだ。(時事通信経済部 金澤俊子) 「脱首都圏」過去最多に 帝国データバンクによると、2021年に本社または本社機能を首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)から地方へ移転した企業は351社となり、過去最多を更新した。首都圏で企業が転出
22年間の世界旅行、ついにゴール 五大陸制覇のアルゼンチン人一家 2022年03月15日08時45分 13日、ブエノスアイレスで、旅の友となった米車「グラハム・ペイジ」の上に立つアルゼンチン人一家(AFP時事) 【サンパウロ時事】22年をかけて日本を含む102カ国を巡ったアルゼンチン人一家が13日、出発地でもある首都ブエノスアイレスで「長旅」のゴールを迎えた。五大陸を制覇し、旅行距離は地球9周に当たる36万2000キロ。途中で家族は夫婦2人から6人に増えた。 【コトバのチカラ】冒険家のコトバ 地元メディアによると、エルマン氏(53)とカンデラリアさん(51)のサップ夫妻は2000年1月25日、子供を持つ前に気ままに旅行しようと、旅の友となった1928年製の米車「グラハム・ペイジ」を駆って米アラスカに向かった。しかし、各地で知り合った人々の家を泊まり歩いたり、車中泊をしたりするうち、いつしか
twitterで秋葉チェキと名乗る人物からバルバルATAMIさんが受けた「害悪の告知」について静岡県警(ここから静岡県警の通報用ページに直接飛べます)に通報した全文を公開します。この文章をアレンジして自分の言葉を加えたり、冗長な部分をカットするなどして通報にお役立てください。 静岡県警の通報用フォームは最大2000字で、私の文章が約4000字弱であったことから、2つに分けて送りました。(1本目/2本目)などの表現がついているのはそのためです。 (追記)バルバルATAMIは秋葉からの実力行使の予告という威力を受けて、ついに2/24~28までの休業を決断されました。それに伴い、こちらも「休業に至るという業務妨害に至った」ことを説明するため、再通報を行いました。再通報の文章も前回の通報分に続いて公開しています。必要に応じて活用してください。 ---------------------------
ゲームアプリ「ポケモンGO」のプレー画面(2016年7月16日撮影、資料写真)。(c)CHAIDEER MAHYUDDIN / AFP 【1月11日 AFP】米カリフォルニア州ロサンゼルスで、強盗の逮捕に向かわずポケモンを捕獲していた警察官2人が懲戒免職処分となった。 先週公表された懲戒免職処分に関する文書によると、ルイ・ロサノ(Louis Lozano)氏とエリック・ミッチェル(Eric Mitchell)氏は2017年4月、市内をパトロール中にゲームアプリ「ポケモンGO(Pokemon Go)」をプレー。犯罪者ではなくレアポケモンのカビゴン(Snorlax)とトゲチック(Togetic)を捕まえていた。 録音されたパトカー内の音声で、2人は強盗が入ったデパートへの応援要請があったにもかかわらず、無視したことが発覚した。 ミッチェル氏はロサノ氏に「『カビゴン』が出たぞ」と声をかけた。約2
北角裕樹(ジャーナリスト) 警察の「POLICE(警察)」と書かれた盾に対抗して、「PEOPLE(民衆)」と書かれた盾を持って抗議するデモ隊=2021年2月28日、ミャンマー・ヤンゴン[筆者撮影]【時事通信社】 2021年3月2日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンの自宅で、私は爆発音を耳にした。 自宅が面しているイエチョー通りをベランダ越しにのぞくと、「POLICE」と書いた盾を持った数十人の鎮圧部隊が近づいてくるのが見えた。 慌ててスマートフォンを構え、ベランダからカメラのレンズだけを出して動画を撮影した。 連発で鳴るスタングレネード(音響閃光手りゅう弾)のごう音の後、殺傷能力の高いショットガンを水平に向け乱射する警察官の姿も見えた。 この動画を撮影した日のおよそ1カ月前の2月1日、ミャンマー国軍はアウンサンスーチー国家顧問兼外相ら政権幹部を拘束し、非常事態を宣言、国政の全権を握った。 突然
京都・ウトロ放火は「ヘイトクライムの可能性」 市民団体が根絶目指し声明|社会|地域のニュース|京都新聞 東大阪市の民団支部にハンマー投げ込まれる 窓ガラス破損 | 聯合ニュース 在日コリアンが暮らす街や在日コリアンの民族団体を標的としたヘイトクライムが相次いでいます。このようなヘイトクライムは、日本社会がヘイトスピーチを(口では「ヘイトスピーチ、許さない。」と言いながら*1)「表現の自由」の名の下に許容してきた結果として生み出されたものであるといえます。つまり、このようなヘイトクライムを生み出すに至ったヘイトスピーチは、もはや「明白かつ現在の危険」であると言わざるを得ないのです。 もっとも、ヘイトクライムやヘイトスピーチは、ヘイトクライムの実行犯やヘイトスピーチを撒き散らすネット右翼やレイシストだけの問題ではありません。もちろん、ヘイトクライムやヘイトスピーチを非難することは、「ヘイトクラ
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