2021年12月31日付けで、“Data Science Journal”誌第20巻に、イタリア国立研究議会情報科学技術研究所(ISTI-CNR)のバリオーニ(Miriam Baglioni)氏ら4人による共著論文“We Can Make a Better Use of ORCID: Five Observed Misapplications”が掲載されています。 論文では、OpenAIRE Research Graphのデータを分析することで、ORCIDのユーザーがレジストリを操作したり、他のデータソースからORCID参照を指定したりする際に起こる5つのORCIDの誤用について特定しています。また、それらの誤用へのORCIDの対応についても述べています。 挙げられている5つの誤用は以下の通りです。 ・偽のORCIDレコードが存在する ・同一著者に複数のORCIDレコードが存在する ・一つ