Patients infected by Covid-19 at the intensive care unit of the Centre Hospitalier Regional de la Citadelle in Liege. Photographer: JOHN THYS/AFP 新型コロナウイルスは気道から心臓、脳などほぼ全身の器官に数日以内に広がり、数カ月にわたって体内に残る恐れがあることが、米国立衛生研究所(NIH)の調査で明らかになった。 同ウイルスの体内および脳内での分布と持続性について、NIHの研究チームはこれまでで最も包括的な分析を実施したとしており、コロナの病原体が気道にとどまらず幅広くヒトの細胞内で複製され得ることを突き止めたという。 この調査結果はネイチャー誌に掲載するための審査中の原稿として25日にオンラインで公開された。まだ独立した専門家による査読は受けて