マレーシア・ボルネオ島サバ(Sabah)州チェンデラワシ(Cenderawasih)の検問所で、警戒にあたるマレーシアの武装警官(2013年3月3日撮影)。(c)AFP/MOHD RASFAN 【3月4日 AFP】マレーシア・ボルネオ(Borneo)島のサバ(Sabah)州センポルナ(Semporna)で2日、治安維持に当たっていた警察官を、待ち伏せしていた武装勢力が奇襲する事件が起き、警察官5人と武装勢力2人が死亡した。マレーシア警察のイスマイル・オマル(Ismail Omar)長官が発表した。 センポルナは、100~300人のフィリピン人武装集団が2月12日から立てこもっている同州タンドゥオ(Tanduo)村から約300キロメートル離れている。この武装集団は、サバ州一帯をかつて支配していたスールー(Sulu)王国のスルタン(君主)の末裔(まつえい)を自称するジャマルル・キラム3世(Ja