南アフリカ・ケープタウン(Cape Town)のクラブZarのプレオープニング・パーティーで、ビキニを着たモデルの体から寿司をつまんで食べる同国の資産家ケニー・クネーネ(Kenny Kunene)氏(左、2011年1月30日撮影)。(c)AFP 【2月6日 AFP】ビキニ姿のモデルの体から寿司をつまみ、シャンパンを一晩中酌み交わす─。南アフリカに新たに登場した黒人エリート層の「富の見せつけぶり」が、同国で大多数を占める貧困層の反感を買っている。 成金文化の台頭が顕著なのは、与党アフリカ民族会議(African National Congress、ANC)などと政治的コネクションを持つ大物たちだ。 冒頭の場面は実業家、ケニー・クネーネ(Kenny Kunene)氏が催したケープタウン(Cape Town)のクラブのオープニング・パーティーだが、この写真が週末の各紙一面を飾ると論争が巻き起こっ