三重県が2015年にいなべ市で捕獲し、連絡をしないまま滋賀県内に放して問題になったツキノワグマが10日、岐阜県養老町の山林でワナにかかっているのが見つかり、地元の猟友会員によって射殺された。人への被害などはなかった。
月刊『WiLL』の11月号に、皇學館大学の新田均教授は「日本の大麻と“ドラッグ大麻”ここが大違い!」と題する記事を書いた。それからというもの、どういうわけか急に大麻に関する不祥事がそこかしこで報じられるようになった。カードは切られるべきときに切ることで最大の効力を発揮する、ということであろうか。 こういうときにこそ覚悟が問われる。それでもなお、『伊勢麻』振興協会と三重県神社庁は、日本産大麻の栽培を目指すと決めたようだ。 産業用大麻の経済性の高さ誤解を避けるために、再度述べたい。筆者は吸引することを目的にした大麻については述べていない。 筆者が「日本の大麻をいますぐ解禁せよ:日本産大麻ビジネスの破壊的影響力」で書いたように、かねて我が国には大麻を吸引する習慣などはなかった。なぜか。大麻の麻薬成分であるTHCがほとんど含まれていないからである。加えて日本の大麻には、THCの薬効を打ち消すCBD
鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽)で飼育展示する謎の深海生物「ダイオウグソクムシ」が2月12日、展示水槽の中で脱皮した。(伊勢志摩経済新聞) 【その他の画像】脱皮したすぐのダイオウグソクムシNo.5 脱皮したのは現在同館で飼育するダイオウグソクムシの中で飼育日数が最も長いNo.5。入館日2012年7月26日、メキシコ湾の水深約800メートルの海底で採集した雄。脱皮前の体長は約25センチ、体重1250グラム(2015年4月7日計測)。 No.5は、今年の正月ごろNo.5のファンから体の前半分が白くなっている。との指摘で脱皮の兆候ではないかとその後、注意深く観察を続けていたという。この日の7時30分ごろ水槽を見回っていた飼育スタッフが脱皮途中のNo.5を発見。脱皮の瞬間をカメラと映像で記録した。 飼育スタッフは「No.5は時々体をよじるようにしながら殻を脱ぎ、14時ごろ体の後半部の脱皮に成功した。
ことし5月、三重県が、捕獲したツキノワグマを隣の滋賀県に無断で放して滋賀県が抗議していましたが、このクマは、4年前に滋賀県内で捕獲され、放された個体だったことが分かりました。 クマのDNAを分析したところ、放されたクマは、女性を襲ったクマとは別の個体であることが確認されましたが、さらに調査した結果、放されたクマは平成23年に滋賀県東近江市で捕獲され、東近江市内で放された個体であることが分かりました。 滋賀と三重の県境に位置する鈴鹿山脈は、クマの生息数が極めて少ないとみられてきましたが、調査した森林総合研究所東北支所の大西尚樹主任研究員は、「鈴鹿山脈にもクマが定着しつつあることが裏付けられた。住民は、『クマがいない』という考え方を改め、注意する必要がある」と指摘しています。 滋賀県自然環境保全課は、「クマは広範囲に行動するので、隣接県と情報交換しながら対応に当たりたい」としています。
三重県内で捕獲されたクマを、同県の担当者が隣接する滋賀県の山中に放していたことが27日、分かった。同日早朝には、滋賀県多賀町で女性がクマに襲われて重傷を負う事故があり、滋賀県側はこのクマの仕業だった可能性があるとみて、知事名で三重県に抗議する方針。三重県側は落ち度を認めて同町に謝罪し、滋賀県への謝罪も検討している。 三重県獣害対策課によると、同県いなべ市で今月17日、ツキノワグマ1頭が捕獲され「麻酔で眠らせた上で、滋賀県境の山中に放した」と発表。しかし、実際には三重県の放獣担当者は県境を越え、滋賀県多賀町でクマを放したが、滋賀県に連絡していなかった。 その後、同町で27日早朝、女性(88)が自宅近くでクマに襲われ、頬骨を折るなどの重傷を負った。滋賀県によると、これまで同町内でのクマの目撃情報はほとんどなく、三重県が放したクマの仕業ではないかとみている。
三重県鳥羽市の鳥羽水族館が、水辺に生息し、泳ぎも得意なスナドリネコを国内の水族館で初めて展示する。 今年の開館60周年記念事業の一環。3月にオープンする新ゾーン「奇跡の森」の目玉としたい考えだ。 スナドリネコは、猫の仲間には珍しく泳ぎが上手で、魚やカエルなどを捕って食べることから、「漁をする」という意味の「漁(すなど)る」の名前が付いた。英語名は「フィッシングキャット」。 野生種は熱帯、亜熱帯の河川や沼地の周辺などに生息するが、展示されるのは、ヨーロッパの動物園で生まれたペアでいずれも2歳、全長は約60センチ。既に鳥羽水族館で飼育を始めている。 同水族館はカピバラなどの水辺に暮らす動物も多数飼育しており、担当者は「海や川の中だけでなく、水辺に生息する様々な生きものを見てもらうことで、よりリアルな自然の姿をイメージしてもらいたい」と話している。
池の水を抜き、外来魚駆除に励む人たち=亀山市下庄町の北山池池の水を抜き、外来魚駆除に励む人たち=亀山市下庄町の北山池 【佐野登】三重県亀山市下庄町の農業用ため池・北山池で7日、市民グループ「水辺づくりの会 鈴鹿川のうお座」と小中学生、地元農家の人たち約30人が、池の水を抜く池干しをし、外来魚を駆除した。ブラックバスを違法放流されたため、2年前に続く再度の池干し。作業中の人たちから「許せない」との声が上がった。 「男1人がゴムボートから魚を釣っているんですよ。『魚なんかいないよ』と声をかけると、『おれがブラックバスを放流した』と言う。注意すると『ため池は税金を使ってできたんだろう』って言い返す始末。本当に腹がたった」 今年3月まで北山池水利組合の組合長をしていた宮村忠男さん(77)は今春ごろのやりとりを振り返る。2011年10月に組合と「うお座」で外来魚を駆除し、ときおり見回りに来てい
池の水を抜き、外来魚駆除に励む人たち=亀山市下庄町の北山池池の水を抜き、外来魚駆除に励む人たち=亀山市下庄町の北山池 【佐野登】三重県亀山市下庄町の農業用ため池・北山池で7日、市民グループ「水辺づくりの会 鈴鹿川のうお座」と小中学生、地元農家の人たち約30人が、池の水を抜く池干しをし、外来魚を駆除した。ブラックバスを違法放流されたため、2年前に続く再度の池干し。作業中の人たちから「許せない」との声が上がった。 「男1人がゴムボートから魚を釣っているんですよ。『魚なんかいないよ』と声をかけると、『おれがブラックバスを放流した』と言う。注意すると『ため池は税金を使ってできたんだろう』って言い返す始末。本当に腹がたった」 今年3月まで北山池水利組合の組合長をしていた宮村忠男さん(77)は今春ごろのやりとりを振り返る。2011年10月に組合と「うお座」で外来魚を駆除し、ときおり見回りに来てい
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