・研究者の目に歴史ゲームはどのように映っているのか。ドイツで行われた軍事史研究会をレポート(4Gamers) 非常におもしろかったので,これは単体記事で。 午前の最初の歴史研究とゲーム中のデータの関係の話は,まあそうだろうなぁと。ゲームのデータに必要なための研究に新規性は無いことがほとんどだろうから,プロの研究者が調べるインセンティブはあるまい(まさに研究でななく調査である)。バイアスは間違いなくあろうなぁ。パラドはよく調べてると思うけど,それでもHoIシリーズの南米の適当さはまあ,よく知られているところなわけで。あれを調べてくれる研究者の人が開発者やプレイヤーにいたら,確かにそれは幸せな共生関係だろう。 次の発表者の歴史ゲームと歴史像の再生産について。パラドゲーについて言えば,まず,比較的リアルである一方で,ある“歴史観に則ったシミュレーター”には違いなく,「多面的な歴史観がない」という