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2012年2月3日のブックマーク (7件)

  • 電子出版史談:(2)大地と『普遍論争』

    ではまったく人気がない中世哲学の最難関である普遍論争の解説書として書かれ、名実ともに成功作となった山内 志朗著『普遍論争―近代の源流としての』(哲学書房、1992)というは、出版というコトを考えるのに好個の事例を提供している。現在は平凡社ライブラリーの一巻として収録(2008)されており、個人的にもデジタル化してほしいの上位にランクされる。DTPの黎明期に企画・制作された同書の誕生秘話が、プロデュースした小林さんによって語られる。(鎌田解題) 『普遍論争』の大地によるオペレーションは、みずから行った。 哲学書房社主の中野幹隆さんは、小学館入社以前からの、ぼくにとってはかけがえのない編集者としての唯一無二の師匠だった。 その中野さんが、数枚の3.5インチフロッピーを手渡した。 「これ、何とかならないでしょうか。一太郎のファイルなんですが。ええ、山内さんという若い哲学者のお仕事です。内

  • 02 | 2月 | 2012 | Internet Zone::WordPressでBlog生活

    沖縄防衛局が、真部局長の指示で、職員から宜野湾市在住親族の個人情報を提出させてリストを作ったことは、明らかに違法行為である。 「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律」第3条によれば、行政機関が個人情報を保有することができるのは、「法令の定める所掌事務を遂行するために必要な場合」に限られる。棄権防止の働きかけは、明らかに、沖縄防衛局の「所掌事務」ではない。したがって、職員から、親族等について宜野湾市に住んでいるという個人情報を提出させて、リストにしたことは、明らかに同法第3条違反である。 違法行為がおこなわれたことが明らかなのだから、沖縄県警は、直ちに真部防衛局長を逮捕し、取り調べを開始すべきだし、省の関与があったかなかったかを調べるために防衛省の家宅捜査をおこなうべきだ。漫然と、被疑者人と防衛省とが「証拠隠滅」をはかりかねない状況を放置することは許されない。 Read more

    02 | 2月 | 2012 | Internet Zone::WordPressでBlog生活
  • 「ライトノベル」という呼称

    我乱堂 @SagamiNoriaki ↓RTふむふむなるほど…と思いつつ、多分二十年前にも「最近のファンタジー小説と言われるのは自分らが読んでたジュヴナイルに比べて」とかいう議論があったんじゃなかろうかと思った。その頃のニフティの様子とか神北さんに聞いてみたいものだが、ログは確か残ってないんだっけか… 2012-02-02 09:22:59 ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato そもそも「最近のコバルト文庫とかスニーカーとかをまとめて呼ぶ名前がほしいよね」といって「ライトノベル」という語が出来たのです。 RT @SagamiNoriaki: 多分二十年前にも「最近のファンタジー小説と言われるのは自分らが読んでたジュヴナイルに比べて」 2012-02-02 19:44:06

    「ライトノベル」という呼称
  • 親切な進化生物学者 | ジョージ・プライスと利他行動の対価 | みすず書房

    熾烈な生存競争と淘汰のもとで、なぜ他者を利する行動が生じたのか? 書は哲学的テーマをはらんだ重厚な科学ノンフィクションであり、その謎を追い求めた末にホームレスとして死んだ異端の科学者ジョージ・プライスの驚愕の伝記でもある。 第I部では、メイナード・スミス、フィッシャーら巨星たちが織りなす波乱の科学史をたどる。利他行動も結局、自己の利益のために生じるのか、それとも自己を含む「群」のために? 進化の理解が深まるたび、科学はこの問いに直面する。一方マンハッタン計画の脇役だったプライスは、数奇な経緯と動機に導かれ、冷戦時代のあらゆる科学的革新に立ち会っていた。それが進化生物学のブレイクスルーを準備する。 第II部は進化学史と伝記が合流するところから始まる。プライスが導いた淘汰の方程式は、利他行動の理論に待望の普遍的定式を与え、「多層レベル淘汰」という大きなダイナミクスをも見渡すものだった。彼の報

    親切な進化生物学者 | ジョージ・プライスと利他行動の対価 | みすず書房
    medicineman
    medicineman 2012/02/03
    利他的行動の進化ネタ
  • バレンツ海の海氷減少がもたらす北極温暖化と大陸寒冷化 ―日本の冬の寒さを説明する新たな知見― プレスリリース<JAMSTECについて<独立行政法人海洋研究開発機構

    1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)地球環境変動領域・寒冷圏気候研究チームの猪上淳主任研究員らは、冬季バレンツ海を発生源とする低気圧の経路が近年の海氷減少に伴い通常より北側を通過していることを気象データの解析により示しました。この低気圧経路の変化によって、北極海上はより暖められる一方、シベリアでは北からの寒気が入り込みやすい状況が形成されます。これは地球温暖化が進行するにもかかわらず、近年の日の冬が寒い原因の一つであることを意味し、海氷減少と北極温暖化が中緯度の気候変動と密接に関連することを示した極めて重要な知見です。 この成果は、米国気象学会発行の学術誌Journal of Climateの3月号に掲載予定です(1月26日付けでEarly Online Release版に掲載済み)。 タイトル: The role of Barents Sea ice on the

  • 朝日新聞デジタル:アルゼンチンで消えた日系人 30数年前、軍事政権拉致

    (左)「これが弟のホルヘです」と話すノルマ・ナカムラさん(右)アルゼンチンの軍事政権に拉致された弟ホルヘさんの写真をもつエルサ・オオシロさん。ホルヘさんは詩や音楽が好きで、バンドでギターを弾いていた=いずれもブエノスアイレス、平山亜理撮影 南米アルゼンチンの日系人たちが三十数年前、拉致された。当時の軍事独裁政権に反対し、左翼活動への関与を疑われたためだ。多くの人の消息が今も分かっていない。家族は「身内の恥」と、長く沈黙を続けた。だが年々困難になる真相究明のため、やっと声を上げ始めた。 ■左翼活動疑われ連行 日系2世のエルサ・オオシロさん(57)の弟ホルヘ・オオシロさん(当時18)が姿を消したのは、1976年11月のことだった。 高校生だったホルヘさんは社会党の青年部に所属し、機関誌を配っていた。夜中、ブエノスアイレスの自宅に武装した男たちがなだれ込み、無言のままホルヘさんを連れ去った。 同

  • Kyoto University Research Information Repository: 道徳と言語のアナロジー説の批判的検討 : 感情説との比較を通じて

    The aim of this paper is to critically examine the theory of linguistic analogy of morality by Mikhail, Harman, Hauser, and Dwyer through a comparison with emotional theory of morality by Haidt, Greene, and Prinz. The theory of linguistic analogy argues that moral judgments come from our unconscious moral grammar. Dual process theory by Greene, on the other hand, argues that moral judgments are ba