タグ

2021年1月8日のブックマーク (5件)

  • サラリーマン雑誌の〈中間性〉

    This article analyzes magazines intended for white-collar workers to trace the history of “intermediateness” in knowledge formation, a topic that has been neglected in previous research on magazines. First, our review of the existing literature summarizes knowledge formation as conveyed through magazines intended for white-collar workers during the pre-W.W.II period and the period of Japan’s high

    medicineman
    medicineman 2021/01/08
    教養主義以降
  • 語られる「団地妻」——ロマンポルノ言説の戦後史

    稿は、日活ロマンポルノの団地シリーズが性別役割分業を前提とした「団地」イメージの起源でありながら、固定化された「団地」言説を批評するシリーズでもあったことを明らかにする。ロマンポルノ裁判をきっかけに興隆した映画評論家や批評家によるロマンポルノ言説は、低俗な娯楽とみなされるロマンポルノを称揚するために、芸術的創造の主体としての監督を必要とした。そのため、複数の監督によって製作された団地シリーズが批評的な評価を得ることは、ほとんどなかった。ところが、団地シリーズの第1作『団地 昼下りの情事』(西村昭五郎監督、1971年)は、専業主婦として家にいる女性と仕事で通勤している男性を分割するジェンダー化された空間である団地を舞台に、性別役割分業を前提とした中流階級の安定性を支える高度経済成長期以後の戦後史の語りに組み込まれることで、「団地」イメージを室内で退屈する専業主婦として固定する

  • 高度経済成長期の文学 石川巧 著

  • 戦後期少女メディアにみる読者観の変容

    少女向け出版メディアの研究はその多くが戦前期を対象としており,戦後期は少女マンガ研究を除けばほとんど進められていないのが現状である.稿はそういった問題を受け,戦後期の少女雑誌『女学生の友』に掲載された少女小説を分析素材に,タブーとされてきた「男女交際」テーマの登場という出来事の背景の分析を通して,送り手と受け手の関わりの変化を明らかにすることを目的としたものである.

  • 『星籠の海』島田荘司著 - 法華狼の日記

    愛媛県沖の小島にながれついた死体。その源流をめぐって、名探偵の御手洗潔と助手の石岡和己は広島にたどりつく。 古くから潮流による海運がいとなまれていた瀬戸内海で、水軍の超兵器の謎解きと、暗躍する新興宗教との戦いが並行する…… 2013年にハードカバー上下巻で出版された、分厚い頁数の冒険サスペンス。2015年のドラマ*1と共通するスタッフでシリーズ初の映画化が東映でなされており、2016年6月に公開予定。 探偵ミタライの事件簿 星籠の海|東映[映画] 少年と大人の関係性や、赤子をめぐる謎の誘拐、瀬戸内水軍の兵器研究が並行する。しかし謎のひとつひとつがちいさく、ミステリでなくサスペンスと考えても、頁数にくらべて内容が薄すぎる。 赤子の死をめぐる真相は短編ミステリくらいの内容で、簡単に予想できることはいいとして、事件の重みが物語の規模にあっていない。この誘拐事件単独で短編ミステリにしあげれば、むし

    『星籠の海』島田荘司著 - 法華狼の日記
    medicineman
    medicineman 2021/01/08
    2016年。島田荘司のネトウヨ化どこで知ったんだっけ思ったが、多分ここ