【7月4日 AFP】普通の人や貧しい人と話すのがとてもうまい、とよく言われる。私自身、このような人たちが住む村で生まれ育った。通りにいるような普通の人と付き合い、知り合いになり、心を開いてくれるようにお願いするのが得意だ。 公的な立場の人よりも、普通の人や労働者の写真を撮る方が楽しい。彼らの生活をもっと知りたいと思う。私の興味はそこにある。 私は、ハノイ郊外の貧しい村の出身だ。土壌があまり豊かではなく、村は貧しかった。貧しかったが平和だった。その平穏な雰囲気が好きだった。古くからある村で、今でもあまり都市化されていない。 初めてホーチミンに来てから、新しいことを学び、経験するため、都市に住む普通の人の生活をもっと知りたいと思っていた。例えば、いつもつらい生活に不満を漏らしていたが、ホーチミンのマイクロハウス(狭小住宅)を撮影してからは、考え方が少し変わった。
![【AFP記者コラム】ホーチミンのマイクロハウス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d1dd6c26d549b1cb799caa790f53eccec54dad29/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F9%2F1000x%2Fimg_c9c8744e89dbaf5df4fd4605187413d9195148.jpg)