トゥーロン国際大会を制したメキシコ。チームとしても、個としても実力は参加国を凌駕していた【Getty Images】 トゥーロン国際大会は6月1日に閉幕し、メキシコが優勝を果たした。グループリーグで地元フランスに敗れたものの、メキシコは実力で他を圧倒した。 決勝戦、メキシコの相手はトルコだった。立ち上がり10分間はメキシコが主導権を握ったが、その後はトルコのチェーシングとプレッシングに押されてしまった。それでもメキシコは26分、トルコの一瞬のすきを突いてショートカウンターからFWラミレスが先制すると、71分にはコーナーキックの2次攻撃からミエルが執念の2点目。これでトルコは気落ちし、メキシコに余裕が生まれた。76分、メキシコはスローインから鮮やかなポストプレーを見せ、FWプリドが駄目押しの3点目を入れた。 結局3−0という大差がついたが、試合そのものは1対1の局地戦を繰り返しながら、組