<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年02月03日 (木)アジアを読む 「パキスタン 高まるイスラム過激思想」 (冒頭V) イスラム教の聖典コーラン。去年9月、アメリカで同時多発テロに抗議してコーランを焼却しようとした問題。イスラム諸国に激しい反発が広がりました。こうしたイスラム教を冒とくする行為が法律で厳しく禁止されているパキスタン。そのイスラム冒とく法の見直しを求めていた世俗派の州知事が先月、過激なイスラム思想を信じる護衛の警察官に射殺されるという事件が起きました。 ▼事件の容疑者ON。 Q「冒とくしたから殺したのか?」 A「そうだ、殺したのは冒とく者を罰するためだ」。 パキスタンでは事件の容疑者が英雄視され、過激派のテロに加え、過激な思想も広がっていることをうかがわせています。これに対し、ローマ法王が冒とく法の廃止を求めるなど懸念が高まっています。イスラム冒