アニメーション学入門 ここのところ友人知人の新刊ラッシュであります。昨日は本田透君の『電波大戦』を紹介しましたが、今度は津堅信之さんだ。 津堅さんは本格的なアニメーション史の研究家であります。オタクとかマニアとかコレクターとか職業批評家・宣伝家はたくさんいますが、本格的な歴史研究者というと数が少ない。なぜか。マスコミ的な需要が少ないからです。 当たり前の話ですが、マスコミは商売でマスコミをやっているので、読者の需要がない=商売にならないという論理で、専門的な文章は敬遠されるきらいがあります。まあそれは、オスカー・フィッシンガーとかノーマン・マクラレンとかUPAとか久里洋二の素晴らしさをいくら述べたところで、そういうのを好むのはそういうのを好むマニアだけなので、作品はDVDにならなかったり、なってもバカ高かったりでそもそも見ること自体に敷居が高いわけです。 一方でガンダムシードとか夜中にやっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く