政治的に、今最も注目されている橋下徹大阪市長。改革者か扇動家か、首相待望論も根強いカリスマ的政治家の本質に、間近で取材してきた記者が迫る。 橋下徹大阪市長とは何者なのか。日本のあらゆるメディアがその正体を見極めようとしている。真の改革者なのか、希代の扇動家なのか。時代のあだ花に終わるのか、首相に上り詰めるのか——。規格外の政治家像から政界の「モンスター」と呼ぶ声も聞く。いずれにしても一地方の一首長への論評としては政治史上、異例の事態だろう。 メディア報道を常に意識 橋下氏は2008年2月、国内2位の総生産を誇る大阪府の知事に38歳で就任した。以来、ニュースの発信源であり続けている。なぜか。彼の言動を追い続けてきた者として提示できる一つの答えはメディアとの関係だ。 大阪市長選と大阪府知事選で当選を確実にし、支援者らと万歳する橋下徹氏(中央左)と松井一郎氏(同右) (2011年11月27日、写
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