ソニーは今年7月、グループ企業30社、3万5000人の社員に関する人事関連情報の管理システム「産業保険情報システム」を本格稼働した。開発ツールに、ウルグアイのアルテッチ製の「GeneXus」を利用したシステムで、同ツールを販売するジェネクサス・ジャパンが10月15日に開催したセミナー「GeneXus Day 2007 Autumn」の講演で明らかになった。このシステムは、長時間勤務情報、社員情報、健康に関する上長などとの面談状況といった情報を管理するためのもの。グループの産業医や看護師など約60人が主なユーザーになる。国内のユーザー企業がGeneXusを使用した開発としては、最大規模になる。 開発作業は、ソニー・グループで人事関連業務を受け持つ、ソニー・ヒューマンキャピタル(SHC)の情報システム部が中心となって進めた。同部はSHC社内の情報システムのほか、ソニー・グループの人事関連システ
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