ソニーからまたコンデジの常識を覆す面白いカメラが出た。小さくて高性能でコンパクトでギミックが楽しいサイバーショット「RX100 III」である。 そもそも2年前に出たRX100(レビュー:最強の広角系スナップコンパクトデジカメ――サイバーショット「DSC-RX100」)からしてスゴかったのである(現在も販売中)。 コンパクトと呼ぶにふさわしいサイズのボディに1インチという大きなイメージセンサーを搭載。ズームレンズを搭載したレンズ一体型カメラとしては一番大きなセンサーであり、画質的にも頭ひとつ抜けていた。「画質重視でコンデジを探している普通の人」に勧めるカメラとしては最高のデキだったのだ。 でも、2つほど気になる点があった。 ひとつはEVFを内蔵してないこと。個人的にはハイエンド機はEVFを搭載すべきだと思ってる。背面モニタでラフに自由に撮りたいときと、しっかり構えて集中して撮りたいときって
耳の肥えた3人のレビュアーが注目のヘッドフォンを価格帯別に評価するバイヤーズガイド。今回は1万円から2万円のオーバーヘッド型を取り上げよう。比較的手に入れやすい価格帯ながら、ラインアップを見ると話題になった人気の製品がそろっている。しかし、人気があろうとなかろうと、あくまで自分の耳でシビアに音を判断するのが3匹の特性。その結果は? その前に恒例「野村ケンジの一言アドバイスコーナー」。今回は前回の「アラウンドイヤー型」に続き、「オンイヤー型」がテーマだ。 ――お待たせしました。今回は「オンイヤー型」です。 野村氏: 前回の「アラウンドイヤー型」と同じくヘッドフォンの耳に接する部分「イヤーパッド」の形状を表す用語です。オンイヤー型は耳の上にのる形状で、“ポータビリティー”というイヤフォンのメリットをヘッドフォンでも実現しようとしたもの。ハウジングを小さくして可搬性をあげた派生的なモデルといえま
国内メーカーの上位モデルが並んだ前回から一転。今回は5機種中4機種が海外製品となった。それもダイヤモンドのように輝くヘッドフォンから、某軽音楽アニメで有名になったモデルまで、個性豊かなヘッドフォンがそろっている。デザインもさることながら、音の評価も気になるところだ。 本題の前に恒例「野村ケンジの一言アドバイス」コーナー。今回は「開放型」にがテーマだ。 ――今回と次回で「開放型」と「密閉型」を取り上げたいと思います。まずは開放型からお願いします。 野村氏: 開放型、オープンエアー、オープンバックといった呼び方がありますが、要はハウジングで密閉していない、開放されたスピーカーを搭載するヘッドフォンのことです。 メリットは、音の特性がスピーカーの素の特性に近いこと。特長が素直に現れため、音質的な意味では優位といえます。ひずみが少ないので空間的表現も上手。広がり感のある音になります。 このように、
スマートフォンのバッテリーは年々大容量化が進んでおり、電力消費を抑える機能も進化してきているが、「まだまだ充電用のモバイルバッテリーは手放せない」という人は多い。最近は容量の大きなモバイルバッテリーも手ごろな価格になっており、なんと2000円前後で容量1万mAhをうたうモバイルバッテリーが販売されている。 そこで今回は、2000円前後で買える1万mAh超の容量を持ったモバイルバッテリー5製品を編集部で入手し、テストしてみた。選んだのは、いずれもAmazonで販売されている製品だ。 Amazonで2000円前後で購入できる、容量1万mAh以上をうたうモバイルバッテリー。左からsmart ways SW-MB06、CITUS NEO X1、ROMOSS Sense 4、モバイルバッテリー 12000mAh、Winten WT-P100S-BK モバイルバッテリーの選び方 格安モバイルバッテリー
日本の名だたるデジカメメーカーの中で唯一レンズ交換式カメラを用意していないのが、カシオ計算機。いやそれどころかいわゆるハイエンドコンデジすらなかったのだが、2013年秋にとうとう1/1.7型センサーモデル「EX-10」を投入するにいたったのである。 そして間髪入れず、その兄弟機ともいえるEX-100が2014年春に登場して、2ラインアップとなった。
価格帯別にオススメイヤフォンをピックアップし、耳の肥えた3人のレビュアーが横並び試聴を行うバイヤーズガイドの第4回。今回は実売価格で2万円から3万円のクラスだ。“高級機”と呼ばれる価格帯に入り、特長的な製品が増えてきたようだ。 その前に恒例「野村ケンジの一言アドバイスコーナー」。今回はイヤフォンのスペック表に必ずある「インピーダンス」について解説してもらった。 ――インピーダンスとは何でしょう 野村氏: 電気回路に交流電流を流したときの抵抗です。単位はオーム(Ω)。そのイヤフォンが、どれだけの電気抵抗のある回路かを示しています。 ヘッドフォン/イヤフォンの場合、ボイスコイルの巻き数などが抵抗値に影響するため、インピーダンスは「音が鳴りやすいか、鳴りにくいか」を示す指標となります。インピーダンスが低いほうが音は鳴りやすい(大きくなる)が、それを駆動するパワーアンプの負担は大きくなります。 ―
箱から取り出してまず感じたのは、その外観から漂う迫力と威圧感だ。レンズの最大径は約10.5センチで、全長は約25センチ。標準付属する丸形フードを付けると全長は30センチを超え、さらにテレ端までズームアップすると鏡胴が伸びて40センチ以上にもなる。構えた姿は、まるでバズーカで獲物を狙うスナイパー。街中で使うと結構目立つ。 重量は、着脱式の三脚座を含めて1951グラム。今回使用したボディ「EOS 5D Mark III」と合わせると約3キロとなり、重みが肩にずっしりと食い込む。ただし、大きくて重いことは確かだが、フルサイズで600ミリの焦点距離に対応するレンズとしては小型軽量と考えることもできる。 大口径の単焦点超望遠レンズとは違って、中型のカメラバッグに入れて持ち運べるし、腕力に自信があれば手持ちで撮ることも不可能ではない。特に、ふだんから超望遠系のレンズに親しんでいる人なら、このくらいのサ
ソニーのデジタルエンターテインメントサービスは、われわれが初期レビューを行っている段階では、どれも開始されていなかった。しかし、バージョン1.50へのソフトウェアアップデートをインストールするとその状況は変わった。色々と試してみる時間はそれほどなかったものの、ちょっとしたデモや、ソニーが発表した情報の双方によって「PlayStation 4」(PS4)の持つエンターテインメント能力についてさまざまなことが分かった。 ストリーミングメディア:ソニーは、PS4の発売までに「Netflix」や「Amazon Instant Video」「Hulu Plus」「VUDU」「Redbox Instant」「Crackle」といった主要サービスの多くを含む14のストリーミングメディアアプリを提供すると約束していた。その数はちょっとしたものとなっているが、大手の「YouTube」や「HBO GO」が含ま
ソニーの「PlayStation 4」(PS4)が米国時間2013年11月15日、ついに北米で発売された。2006年にデビューした「PlayStation 3」(PS3)の後継となる待望の次世代機だ。発売までの道のりは、PS4の1週間後に発売されるMicrosoftの「Xbox One」との激しい競争のため、困難で血塗られたものだった。 どちらの新型ゲーム機も、ゲーム市場を牛耳るための独自の戦略を持っている。400ドルのPS4は「買いやすい」次世代機である一方、500ドルのXbox Oneは、野心的にテレビとの統合を目指し、CATVのセットトップボックスを取り込むことを狙っている。 とはいえ、この2つのゲーム機は生き別れの双子のように似ている。どちらも、ハイエンドゲーミングPCに匹敵するほどの強力なHDグラフィック処理能力を持つ。また、どちらも最初からいくつかゲーム以外のストリーミングエン
では実際のスタミナはどうなのか? ということで、簡単ではあるがテストしてみた。まずはYouTubeでHD動画を再生し続けて、1時間ごとのバッテリー残量をチェックした。 テスト条件は以下のとおり。 12月28日18時59分から、東京都江戸川区の屋内にて実施 満充電の状態で計測開始 バッテリー残量の確認には「Battery Mix」アプリを使用 モバイルデータ通信(LTE)でストリーミング GPSはオン、Wi-FiとBluetoothはオフにした Googleアカウントの同期はオンにした twicca、Twitter、Facebook、Dropboxにログイン、Yahoo!アプリをインストールした ディスプレイの明るさは中間程度に統一した YouTube動画は横向きに再生した スピーカーの音量はオフにした 6時間後のバッテリー残量は、Xperia Z1が17%、Xperia Z1 fが25%だ
ソニーが11月にフルサイズのミラーレス機「α7」を販売開始してから、早いもので1カ月が過ぎた。カメラ好きの間ではオールドレンズの母艦として使われることも多いようだが、フルサイズ機としては低価格なため、初めてのフルサイズ機としての購入も十分に検討に値するだろう。では、「初めてのフルサイズ機」として本製品を眺めると、本製品はどのような姿を見せるのか。APS-CのNEXシリーズを都合3台使ってきたものの、フルサイズ機は初めてという立場からの印象をお伝えしたい。 手にしたのは、ベーシックな販売形態となる「α7 ズームレンズキット」(ILCE-7K)。既報の通り、αにはスタンダードモデルの「α7」と高画素&ローパスレス仕様の「α7R」が用意されており、現在の所、販売形態としてはα7をレンズキットで購入するほか、α7をボディのみ、α7Rをボディのみ、と3通りから選択できる。 純正/社外品のマウントアダ
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