野村総合研究所(NRI)は5月16日、オープンソース・ソフトで障害が発生した場合に救急対応するサービスを開始した。事前契約が無くても、電話で申し込みを受けて約1時間で処置を開始する。料金は、1トラブルにつき、99万円から。 サービス名称は、「NRIオープンソース救急センター」。対象とするオープンソース・ソフトは、Apache、Tomcat、JBoss、MySQL、 PostgreSQLなど約30種である。障害時に、問題の切り分け、ソースコードの解析から、安定稼働への支援までを実施する。リモート・アクセス・ツールを利用し、遠隔地から対処する。 こうしたサービスを提供する理由として「オープンソース・ソフトは既に商用ソフトと遜色ない品質になり、一般に広まってきている。ただ、いったんトラブルが起こると対応できる技術者が限られており、ニーズが高い」(NRI)ことを挙げる。 同社はこれまで「OpenS
![オープンソースの障害に救急対応、NRIが1トラブル99万円で解決](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)