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夢に関するyuyaiwskのブックマーク (2)

  • 僕はもうプログラミングしなくていいんだ

    大学四回生の夏、下宿の扉に「出入禁止」とチョークで大書し、親を呼ばれて精神病院に連れて行かれた。 パソコンを買ってもらったのは小学三年生の冬だった。今でも覚えている。1996年12月2日のことだ。Windows95発売で世間は揺れていた。インターネット回線がうちに来たのは翌97年の1月、これはそこそこ早い導入だったと思う。さらに翌々年の99年にはケーブルテレビで常時接続になった。親には先見の明があったが、しかしパソコンには詳しくなかった。PC-8001も確かそうだ。親はこれが次世代の必需品になると確信して買っていたが、買った一方で使い道が分からなくてオブジェとして放置していた。親はPC-8001をパソコンだと言っていたけれど、僕にとってパソコンはおっきなテレビが標準で付属しているものだったし、マウスもなかったので、それがパソコンだとは到底思えなかった。でも親は言った。今度来るのは違うんだ、

    僕はもうプログラミングしなくていいんだ
  • 絵を描くのをやめてみたら幻想が解けた話

    これまでずっとお絵描きばかりしてきた人生だった。といっても絵を仕事にできるほどでもなくて、趣味のレベル、同人活動未満、それでもたぶん幸福だったと思う。毎日毎日次に何を描こうかと考えて、何かひとつ描き終えたら一息つくけれど、間もなく意味も無い「何かを描かなきゃ」に急かされて、一週間経たずに何かを描く。しばらく何も描かずにいると『自分はダメなやつだ』と思えてきて、慌てて次に何を描くのか考えた。私の絵はいわゆる普通の萌え絵や漫画絵の部類で、毎週少年誌を読むたびに真似できそうな技術を紙面に探した。ひまさえのあれば他人の服のしわや、自分の指の形を見ていた。 自分が格別絵が上手いとは思わない。これまでに何度か、絵の報酬に金銭を受け取った経験はあるから、少なくとも人並み(ここでの『人』とは日常的に絵を描かないひと描くひと老若男女全てを含めたものとする)以上ではあるはずだ。けれど、今日び知れ渡っているよう

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