老舗の中小駄菓子メーカーが新興国などでの事業に力を入れ始めた。チロルチョコ(東京・千代田)は9月、定番の1粒チョコレートの輸出を始める。米投資会社の傘下入りしたおやつカンパニー(津市)は海外工場を稼働させた。大人には郷愁を呼ぶ商品でも、少子化で国内事業の先行きは暗い。人口急増の新興国に商機を見いだす。
老舗企業こそ改革が必要だ。世の中は常に動いているので変革しなければ古くさく見られてしまう。「変わらないね」と言われるために変わらなければならない創業300年超の山本山(東京・中央)は中元な
明治がロングセラー商品「カール」を中部地方以東で販売終了すると発表し、世間を驚かせています(関連記事)。販売地域の変更は売上低迷による収益性の悪化が理由としていますが、なぜ西日本ではなく東日本側が中止になるのでしょうか。東日本の方がカールを食べなくなってしまった? カール(チーズ味) 明治広報部に取材したところ、「売上において特に地域のバラツキはありません」とのこと。まず前提として、売上低迷によりカールは全面的に販売中止せざる得ない段階にありましたが、長期ブランドのため継続できる手段を模索していたそうです。 そこで販売地域を絞るとなったときに、工場5つのうち4つ(埼玉・坂戸、静岡・藤枝、大阪・高槻、山形・上山)で生産中止し、子会社・四国明治の工場(愛媛・松山)のみで生産しながら西日本限定で販売することに。生産効率と生産拠点からの物流を総合的に考えた結果によるもので、特に売れ行きが西日本に偏
森永製菓と森永乳業が2018年4月をメドに経営統合することが23日、分かった。統合で売上高は8千億円に迫り、明治ホールディングスに続く総合製菓・乳業メーカーが誕生する。相互の販路を活用して海外事業を拡大し、研究開発機能を強めて消費者の健康志向に応える商品づくりを進める。少子高齢化で国内市場が細るなか、経営統合で成長を目指す。(関連記事企業面に)持ち株会社方式で経営統合する見通しだ。持ち株会社の
味の素は27日、50%出資のグループ会社でインスタントコーヒーなどを製造販売する味の素ゼネラルフーヅ(AGF)を完全子会社化すると発表した。合弁相手の米モンデリーズ・インターナショナルの関係会社が保有する50%の株式を4月中に270億円で取得し、完全子会社にする。味の素は「粉末加工製品という共通軸をテコに、新製
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く