国土交通省が7月に公表した調査で、都市部の鉄道路線の混雑率トップは東京都交通局が運営する新交通システム「日暮里・舎人(とねり)ライナー」だった。2020年度の140%に続き、21年度も144%で混雑率が2年連続トップとなった。それほど混雑する路線でも08年の開業以来、一度も黒字になったことがない。車両の更新時期も迫り、累積赤字の解消はまだ先になりそうだ。日暮里・舎人ライナーはもともと鉄道の空白
“1日10億ドル”の航路が塞がれ スエズ運河で3月24日に起きた、大型コンテナ船「エバー・ギヴン」の座礁事故。ヨーロッパとアジアをつなぐ海上交易の要が“通行止め”になったことで、いまも多くのコンテナ船が付近で立ち往生している状態だ。 26日現在、復旧には数週間かかる可能性もでてきたことから、世界経済への深刻な打撃が懸念されている。当然、日本も例外ではない。 米メディア「ブルームバーグ」は、この大渋滞が引き起こす経済損失がいくらかになるか、という問いに対し、シンプルに記した──とにかく、たくさん。同メディアによれば、通常の1日でこの運河を通る石油や貨物の価値は、100億ドル(約1兆924億円)にものぼるという。 代替ルートを検討する荷主もいるものの、アフリカ大陸を周回するルートしかなく、9650kmの長旅が待っている。中東の石油をヨーロッパに届けるスーパータンカー船の燃料代だけで、30万ドル
JR貨物の真貝康一社長は13日の記者会見で、2020年4~9月期の業績について単体で「経常損益での赤字を余儀なくされる」と述べた。同社が年度上半期(4~9月)の単体決算で経常赤字を計上すれば、2018年度の上半期以来となる。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞や、豪雨など災害の影響を大きく受けた。同日発表した4~9月の輸送実績は、ほとんどの品目で前年同期を下回った。すべての品目を合わ
国土交通省は深刻化する運転手不足に対応するため、荷台を2つつないだ連結トラックの走行を2018年度にも解禁する。走行できるトラックの長さを25メートルまで認め、海外などで標準的なサイズの連結トラックが走れるようにする。積載量が多い巨大トラックを増やして物流を効率化する狙いで、福山通運は約90億円をかけ200台を投入する準備に入った。国交省は車両の大きさに関する規制を緩和する。車は幅や長さ、重量
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く