池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
複雑に絡み合い絶えず変化している中東の政治情勢は、理解しがたいものに思えるかもしれない。しかし、多くの中東の国や組織の関係をつかむことができる、シンプルで正確なチャートが登場した。
(岩渕 梢 キャスター) 「くらし☆解説」、岩渕梢です。 紛争が続く中東のイスラエルとパレスチナから、大学生や高校生を日本に招き、 合宿生活を通じて相互理解を図るプログラムが、相次いで行われました。 スタジオは、出川展恒解説委員です。 Q1: イスラエルとパレスチナの若者たちを日本に招いて、 合宿するという催しがあるんですね。 A1: はい。日本のいくつかの民間団体が、10年以上続けています。 中東和平がうまく行かない現状に心を痛め、 現地の若者たちに交流の場を与えようという思いが背景にあります。 先月、2つのプログラムが行われました。 (岩渕) Q2: 2つの催しですか。 (出川) A2: はい。 ▼ひとつは、「日本・イスラエル・パレスチナ学生会議」が主催した 大学生対象のもの。 ▼もうひとつは、NPO法人「ピース・フィールド・ジャパン」が主催した
より説得力のある説明は、彼らは母国の退屈さから逃れ、自分のアイデンティティーを見つけたいという欲求から聖戦に参加している、というものだ。 「自分の人生では大したことは起こっていないからという理由で、あの場所へと引き寄せられた者もいる」と、ロンドンのシンクタンク、英国王立防衛安全保障問題研究所(RUSI)のアナリスト、ラファエロ・パントゥッチ氏は言う。 母国での生活は退屈、聖戦はアルコール抜きの学生の休暇? 退屈し、先の見えない生活を送っている人にとっては、刺激的に見えるのか(写真はシリア北部の落下の街路を進む「イスラム国(IS)」の戦闘員とされる人々)〔AFPBB News〕 ビリヤードをしながら、甘い物を食べ、プールに飛び込む戦闘員たちの映像は時に、見る者に、聖戦はアルコール抜きの学生の休暇のようなものだと思わせてきた。 冴えない町で先の見えない仕事に就いている若者にとって、同胞意識と勝
国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に関係する、または触発された中東の武装組織について解説した図。(c)AFP
「アラブの春」以降、混乱が続くエジプトで、ムバラク政権を崩壊に追い込んだ若者グループがモルシ政権の打倒を呼びかけるデモを行い、「第2の革命が必要だ」などと訴えました。 エジプトでは、「アラブの春」でムバラク政権が崩壊したあと、イスラム組織出身のモルシ大統領が就任しましたが、世俗派との対立が深まり、混乱が続いています。こうしたなか、ムバラク政権の崩壊に中心的な役割を果たした若者グループ「4月6日運動」は、グループを結成した日にちなんでエジプト各地でデモを呼びかけました。 このうち、カイロのタハリール広場では集まった若者たちが「われわれの要求は何も実現されておらず、第2の革命が必要だ」などと声を上げ、モルシ政権の打倒を訴えました。 エジプトでは、テレビの政治風刺番組の司会者がモルシ大統領を侮辱した疑いで先月、検察の事情聴取を受けたことに対し、言論弾圧だとする批判が高まっており、デモの参加者は「
[カイロ 26日 ロイター] エジプト政府は25日、修正した経済改革プログラムの一部を公表した。また、投資庁のサーレフ長官は48億ドルの融資実行に関する国際通貨基金(IMF)との交渉を来月初めに再開することを明らかにした。 こうした動きは融資に対する緊急性が新たに生じたことを示唆している。エジプトは昨年11月、IMFからの融資を受けることで暫定的に合意したが、その後の街頭での激しい抗議行動を受けて最終調印が延期されていた。
関連トピックスエジプト 【カイロ=石合力】パレスチナのイスラム組織ハマスの政治部門トップ、メシャール政治局長は19日、カイロで会見し、イスラエルに対し、ガザへの攻撃と封鎖を停止すれば、停戦に応じる用意があると述べた。ハマス側が停戦の意向を公式に表明した。 メシャール氏は、イスラエルがエジプト、トルコなどを通じてハマスに停戦を申し入れたと主張。これを条件付きで受け入れる考えを示したものだ。同氏によると、イスラエルがハマスとの事前の停戦合意を破ってハマス軍事部門幹部を殺害したため、ロケット攻撃で報復したという。 関連記事〈ロイター〉焦点:ガザ攻撃でハマスが得る「戦果」、アラブの春で追い風も(11/19)イスラエル空爆拡大、メディアビルを爆撃、記者8人負傷(11/19)ガザ地上戦へ緊迫 周辺国、イスラエルの空爆に反発(11/18)エルサレム郊外に着弾 イスラエルは予備役招集(11/17)イス
ガザ情勢(IDFの地上戦準備) 2012年11月16日 17:55 イスラエルパレスチナ イスラエルが予備役の招集を許可する閣議決定をしたとのアラビア語メディアの報道は先にお伝えしましたが、どうやらイスラエルは本気で地上戦の準備をしている模様です。 16日付のy net news から取りまとまとめ次の通り。イスラエル紙がここまで報じると言うのは、かなり情勢が剣呑になっていることを意味するのでしょう。 ・地上戦に参加する予定の5旅団はその準備を始めた。 政府は常備兵と交替する任務に就く予備兵30000名の招集を許可する見込みだが、実際の招集はそれより小さな数になるであろう。 ・Givati旅団, Golani旅団,空てい部隊、戦車部隊(複数)の数百名の兵士はガザ作戦の準備と基本訓練を開始した。 ・gaza師団(イスラエル陸軍は通常旅団編成で、私にとってこの名前は初耳ですが、現実の軍事作戦に
シリア北部アレッポ(Aleppo)で、政府軍と反体制派勢力との戦闘で燃え上がるタイヤ(2012年11月13日撮影)。(c)AFP/JAVIER MANZANO 【11月14日 AFP】フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領は13日、シリア反体制派の統一組織「シリア国民連合(National Coalition of Forces of the Syrian Revolution)」を、シリア国民を代表する唯一の組織として承認すると発表した。また反政府勢力への武器供与の可能性を再検討すべき時期が来ているとの見解を示した。 国連安全保障理事会(UN Security Council)の常任理事国であるフランスは、カタールのドーハ(Doha)で11日にその発足が合意された「シリア国民連合」を正式に承認した初の西側主要国になった。 これまでフランスを含む主要国は反体制派
リビア情勢(民兵反対デモの不発) 2012年09月29日 14:59 リビアイスラム リビアではベンガジでのイスラム過激派の民兵に反対するデモの後、これら過激派の影響力が排除されていくのかと期待していたのですが、物事はどうもそのような単線的には動いていない様です。 29日付のal jzeera net は、28日首都トリポリで組織された反民兵デモは参加者が少なくて(400名程度とのこと)失敗したと報じています。 その背景は当局の意を受けて、ムフティがデモに参加いないようにと金曜礼拝で説教させた為とのことですが、何故今回当局がデモ抑え込みの方向に動いたのかは不明です(民兵との衝突を恐れたのでしょうか?) 他方先日のデモがansar l sharia の民兵をその拠点から追い払ったベンガジでは、これら民兵が姿を現し、複数の警察署に押しかけ、一部では発砲もあったとのことです。 逮捕者や死傷につい
チュニジアの金曜日デモの全国禁止 2012年09月21日 10:15 チュニジアイスラム 反イスラム映画に対する流石の反米デモもアラブ世界では下火になった(米政府は国民のパキスタン渡航に対して警告を発した由)と思っていましたが、20日付のal qods al arabi net はチュニジア内務省が、米大使館に対する襲撃等の再来を恐れて、この金曜日21日は全国でデモを禁止したと報じています。 と言うことはアラブ世界の治安当局は未だ未だ、過激派の動きを強く警戒しているようで、本日の状況が注目されるので、取りあえずご参考まで。 http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-09-20-18-24-22.htm
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く