JR東日本・JR西日本は27日、北陸新幹線長野~金沢間開業にともなう運行計画の概要について発表した。開業日は2015年3月14日に決定した。 北陸新幹線の列車名は、「かがやき」「はくたか」「つるぎ」「あさま」に決まっており、各列車の運転本数と停車駅も明らかに。最速達列車の到達時分は、東京~金沢間が2時間28分、東京~富山間が2時間8分とされている。 「かがやき」は東京~金沢間直通列車(速達タイプ)として10往復運転され、停車駅は東京駅、上野駅(一部通過)、大宮駅、長野駅、富山駅、金沢駅。「はくたか」は東京~金沢間直通列車(停車タイプ)14往復と長野~金沢間直通列車(停車タイプ)1往復が設定され、東京~金沢間直通列車は熊谷駅と本庄早稲田駅を通過、高崎駅・安中榛名駅・軽井沢駅・佐久平駅・上田駅・飯山駅は一部通過とされている。 富山~金沢間運転列車(シャトルタイプ)「つるぎ」は18往復運転。「あ
東京方面から東北新幹線E5系「はやぶさ」に乗ると、宇都宮を過ぎたあたりから速度をぐんぐん増し、仏TGVと並ぶ営業速度世界最速タイの時速320キロメートルで走る。が、盛岡を過ぎた途端、最高速度は時速260キロメートルに減速する。 1982年に開業した大宮―盛岡間に比べ、盛岡―新青森間の開業は2002~10年と、時期は最近だ。30年以上前に建設された区間で時速320キロ運転が行われているのに、最新の技術で建設されたはずの盛岡―新青森間で時速260キロ運転にとどまっているのはなぜか。 答えは、盛岡以北が全国新幹線鉄道整備法(全幹法)に基づく「整備新幹線」だからだ。北海道、北陸、九州の新幹線も、同様である。全幹法で規定される整備計画には、営業最高速度が時速260キロメートルと記され、これが今も適用されている。すなわち、JR東日本の独自判断で速度を引き上げることはできないのだ。 時代遅れの最高速度
16日に引退した新幹線300系は、東海道新幹線の歴史を変えた車両だった。東海道新幹線は開業以来、速達型の「ひかり」と各駅停車の「こだま」の2種類を運行していたが、300系は3番目の種別「のぞみ」を運行するために作られた。最高時速270kmを達成し、ちょうど20年前の1992年3月14日に営業運転を開始した。 その一番列車「のぞみ301号」は、新幹線史上唯一の停車駅パターンとなっていた。なんと名古屋駅と京都駅を通過していたのだ。東京駅6時0分発、新横浜駅6時15分着・6時16分発、新大阪駅8時30分着。当時、「ひかり」さえ一部の列車しか停まらなかった新横浜駅に停まる一方、名古屋駅と京都駅は通過した。この扱いに名古屋の人々は激怒したという。この扱いは約5年8カ月も続き、1997年11月に「のぞみ301号」は廃止された。 東海道新幹線の新時代を築いた300系 鉄道路線に新型車両を投入する理由は、
新幹線が登場する映画の名作をひとつ挙げるなら、『新幹線大爆破』で異論はないだろう。このタイトルに当時の国鉄が激怒したというエピソードもあるけれど、テロリストと戦う鉄道マンの姿をかっこよく描く物語。ぜひ現代の新幹線でリメイクしてほしい。 同作品は世界一安全な信号システムを逆手に取ったアイデアも秀逸ながら、キャスト陣の豪華さでも知られている。悪役の高倉健をはじめ、千葉真一、宇津井健、丹波哲郎、渡辺文雄など、当時の大スターが共演していた。現在は渋い父親役が多い山本圭も、本作では若さあふれる共犯者。運転士役には、『太陽にほえろ!』の「ゴリさん」で知られる竜雷太、そして小林稔侍。カット数は少ないものの、田中邦衛、北大路欣也、多岐川裕美、志穂美悦子の姿も。乗客のロックシンガー役で出演した岩城滉一は、これが映画デビューだったという。 1975年東映作品『新幹線大爆破』。DVDも発売中。なお、2月29日ま
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