文:AKQAチーフ・クリエイティブ・オフィサー レイ・イナモト 世界を舞台に活躍するレイ・イナモトさんが考える日本の強さとは。日本のコミュニケーションビジネスの今、そしてこれからを考える全4回の短期連載の最終回です。(本記事は、「宣伝会議」2012年1月15日発売号に掲載されたものです) 「ウチは広告代理店ではありません。」 最近、就職活動をしている学生についてこんな話を聞いた。優秀な学生たちに「広告代理店、ミクシィやグリーのようなソーシャルネットワーキングサービスを提供する会社、そして商社、その3社から、全て同じ条件で内定がでたらどれを選ぶか?」と聞くと広告代理店を最下位に選ぶ学生が多いそうだ。 この答は「え、なんで?」と思うことなのか? それとも「ああ、やっぱり…」と思うことなのだろうか?いずれにせよ、いわゆる「広告」という業界に身を置いている僕のような人間にとっては少し…いや、かなり
とにかく増えていくfecebookとTwitterによる企業マーケティング大戦略。 なぜならこれほど優れたマーケティング&広告ツールが、「無料」で開始する事が出来るからだ。 お金をかけずに無料で出来るならそれに越した事はない。 しかし現実は決して無料ではない。 そろそろ多くの企業が気付いても良いころではないだろうか。 ソーシャルネットワークの最大の魅力は人間力である もはや疑いようの無い事実。 ソーシャルメディアの肝は「人間的な魅力」「人間力」です。 「人間力」を使わずに成功しているのは一部の大手だけ。 それは単一の、もしくはユニークでアグレッシブなページを作成し、大規模なプレゼンを打って出ているところがほとんどです。最初から土台のない、弱中小企業がこれをまねた所でうまくいくはずも無く、空振りして終わります。 それでも「無料」だから・・・。 そう考えるのはとても甘いです。 ソーシャルメディ
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