2012年2月14日のブックマーク (2件)

  • 『第四どんとこい 「お目出たき人」』

    「お目出たき人」(武者小路実篤、新潮文庫) こんにちは てらこやです。 そろそろ年末ということで、ブックオブザイヤーバイマイセルフを考えてみました。今年読んだの中では綿谷りさ「蹴りたい背中」(この作品をとりあげた回でも書いた通り、話題の=読んでたまるものかという病にかかっており、さらに同世代の成功に対する嫉妬もあったため、これまで読んでこなかったのです)あたりが一番おもしろく読めたになるのかな、と思っていたのですが、それを凌駕するくらいの衝撃的なが現れました。 武者小路実篤先生の「お目出たき人」です。 ほんのお遊びから武者小路先生のに手を出して、いつしかすっかりはまってしまったてらこやは、このによって完全に参ってしまったのであります。 「蹴りたい背中」は、いわゆる恋愛小説ではありません。それは現代の(といっても今からおよそ10年も前の現代ですが)女の子の自己中心性を描いた作品で

    『第四どんとこい 「お目出たき人」』
    musha-gumi
    musha-gumi 2012/02/14
    「お目出たき人」についての感想。
  • 栃木県立美術館「浅川伯教 巧 兄弟の心と眼」 - 学芸員のちょっと?した日記

    足を伸ばして、栃木県は栃木県立美術館「浅川伯教 巧 兄弟の心と眼」を見てきました。 浅川伯教(のりたか)と巧(たくみ)の兄弟は、大正から昭和初期にかけての朝鮮陶磁研究者です。この兄弟は、それまであまり評価されてこなかった李朝期の陶磁器に関心を持ち、詳細な研究をすすめ発表することで、李朝期陶磁器の魅力を多くの人々に紹介した功績があります。 この展覧会では、浅川兄弟が魅せられた陶磁器を始め、伯教が作陶した陶磁器や水彩画、巧が収集した木工品を併せて展示しています。また、2人と強いつながりを持ち、民藝運動の中心的な役割を担った柳宗悦との関わりも紹介しています。 …来であれば、まず同展に出品されている李朝期陶磁の魅力についてご紹介するべきなのでしょうが、私が驚かされたのは2人の徹底した仕事ぶり。 ・朝鮮半島の北から南まで窯跡を踏査(同展には伯教が記録した地図も紹介)。 ・採取した破片は1点ずつ記録

    栃木県立美術館「浅川伯教 巧 兄弟の心と眼」 - 学芸員のちょっと?した日記
    musha-gumi
    musha-gumi 2012/02/14
    プロフィールは不明だが、学芸員が見た浅川兄弟展の感想。