米ニューヨーク市の伝統あるゲイバー「ストーンウォール」(Stonewall)前で、州議会で同性婚を認める法案が可決されたことを祝福する人たち(2011年6月24日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt 【6月25日 AFP】米ニューヨーク州の上院は24日、同性間の結婚を認める法案を賛成33、反対29で可決し、アンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事が同日深夜に署名し、改正法は成立した。改正法は30日以内に施行される。 共和党が多数を占める同州上院で法案が可決すると、議会の傍聴席には歓声があがった。民主党の全議員29人に加えて共和党から4人が賛成にまわり、法案可決に必要な票数を1票だけ上回る僅差だった。 同法案を熱心に推進してきたクオモ知事は、可決を受けて喜びながら会見し「人が語る時、民主主義は機能する。そしてこの数か月、人びとは声をあげ続けてき