http://d.hatena.ne.jp/tokigawa/20090804/p1 原作至上主義とアニメ至上主義はどちらが正しいのか?という話。 少し前からtwitterで「翻訳」という概念について考えているのですが、それが間接的にこの問題への答えにもなっているような気がするので、ちょっと転載してみます。 ベンヤミンの『翻訳者の使命』も読まずに原作付きアニメの脚本を論じるとか・・・という某氏の発言にgkbrだったので、ええまあ、読みましたよ。硬質な文体と「純粋言語」なる秘境的・メシア主義的概念に困惑。 全部理解できたとはとても言えないのだけど、大枠はつかめたと思う。つまり「純粋言語のために翻訳者は母国語の腐った垣根を取り払う。ルター、フォス、ヘルダーリン、ゲオルゲはドイツ語の境界線を拡大したのである。」とか「翻訳者たるもの、懸け離れた言語から翻訳する場合には殊に、言語の究極的な要素、語・