僕が小学生の頃、親戚の叔父さんが九官鳥を飼っていて、僕は叔父さんの家に遊びに行くたび、九官鳥に面白い言葉を言わせようと必死になっていました。その九官鳥は、めちゃくちゃベタなことに「キューちゃん」と名付けられていて、キューちゃんは喋ってほしい時にはあんまり喋らないけれど、気が向いた時には「おはよう」とか「キューちゃん」を狂ったように何度も連呼し、時には叔母さんの口癖である「なーにしてんのー!」を連呼していました。一度話し始めると同じ言葉を何度も何度も連呼するので、僕はそんなキューちゃんに「おっぱい」と言わせようと、ゲージに向かって言い方のレパートリーを変えながら何度も「おっぱーい!」と連呼していたのですが、「おっぱい」を連呼する九官鳥より、九官鳥に向かって「おっぱい」を連呼している奴の方がよっぽどヤバいことに気付いたのは、大人になってからです。 さて、皆さんは日本の外務大臣が狂ったように同じ