起業や新規事業創出へのハードルを下げ、挑戦すること自体に価値がある世界を目指して始動したスタートアップスタジオ協会。今回はその設立記念イベントより、顧問の入山章栄氏と南場智子氏の対談の模様をお届けします。日本でもスタートアップ市場は盛り上がっている一方で、世界と比較するとまだまだ課題も多いのが現状です。本セッションでは、起業家と経営学者という2つの視点から、日本のスタートアップエコシステムの現状の課題と今後の可能性について議論が行われました。本記事では、南場氏が感じる「起業」に対する認識のギャップが語られました。 まだまだ発展途上の日本の「起業」について語る 司会者:みなさまお待たせいたしました。それでは、定刻になりましたので、次のセッションにまいりたいと思います。テーマは「スタートアップエコシステムにおけるスタートアップスタジオの意義 〜起業家 × 経営学者の両視点からみた現状とこれから