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外国人特派員が森友「公文書改ざん」に見た日本の深刻な病──この国みんなが“民主主義のお芝居”を演じているだけ? 森友学園への国有地格安売却に関する決裁文書を財務省が「改ざん」していたことが明らかになり、昨年から続く森友問題は新たなステージに入った。 公文書を改ざんするという、民主主義への冒涜とも言える暴挙を、“民主主義国家の先輩”フランス出身のジャーナリストはどう見ているのか? 「週プレ外国人記者クラブ」第113回は、仏紙「ル・モンド」東京特派員、フィリップ・メスメール氏に聞いた――。 *** ─国会では先日、衆参両院の予算委員会で佐川宣寿(のぶひさ)前財務省理財局長が証人喚問を受けましたが、「公文書改ざん」はメスメールさんにとっても驚きでしたか? メスメール 正直に言うと、あまり驚いてはいません。むしろ「改ざんの事実が明らかになったこと」に驚いたと言ったほうがいいかもしれません。朝日新聞
4月4日、自民党の岸田文雄政調会長は会見で、政府内の一部で浮上している放送法の改正について「自民党内の議論のテーブルに上ってきていない」としつつ、「慎重に議論すべき」との見解を示した。写真は首相官邸で昨年7月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai) [東京 4日 ロイター] - 自民党の岸田文雄政調会長は4日の会見で、政府内の一部で浮上している放送法の改正について「自民党内の議論のテーブルに上ってきていない」としつつ、「慎重に議論すべき」との見解を示した。 政府の規制改革推進会議では、放送法において政治的公平を義務付けた第4条の存廃などが議論されている。岸田政調会長は「技術の飛躍的進歩で、放送と通信の垣根が曖昧な現状に対してどう対応するかだ」と一定の理解を示しつつ、「単に技術的問題でなく、言論や民主主義の問題にもかかる議論でないかと受け止めている」と指摘。「放送法の役割、政治的な
いい瞑想のポイントとは? 質問者2:今日はお話ありがとうございます。 菅原:いえいえ。 質問者2:瞑想についておうかがいしたいんですが。「瞑想しなさい」と私も最近よく言われるんですけど、瞑想って、目をつぶるじゃないですか。 菅原:つぶりますね。 質問者2:いろいろな雑念が入ってくるんですが、どんな瞑想がいい瞑想? 先生はどのような感じで。 菅原:僕は、瞑想のプロフェッショナルというか、そんな達観のレベルまでいっているわけではないんですが、大事なことがあります。雑念が出てもいいんだけど、呼吸をしているということだけに集中をするという。 質問者2:息が入ったり出たり。 菅原:そうです。入ったり出たりしているってことになってくると、だんだん無の時になっていくと言われているんですが、やっぱりなかなか難しい。だけど深呼吸をする、呼吸をするということで、自分の副交感神経が整っていくので、まずそこだけで
私見だが、現代の日本における中国情報の消費には複数のパターンがあると考えている。まずは中国の政治・経済への真面目な関心で、これは19世紀から続くかなり伝統的な切り口だ。また、漢詩や中国史への関心も、近年は存在感が薄れてきたが古くから脈々と続いている。 いっぽう、もうひとつ大きなトピックがB級ニュースだろう。有名どころでは段ボール肉まんや「チャイナボカン」シリーズ、比較的マニアックなところでは、ゼロ年代のネット黎明期に人気が爆発した中国製ロボット「先行者」、北京五輪時のパクリ・パンフレットの「涼宮ハルビン(通称)」、遊園地のニセキャラクター……といったユルめの笑える話題である。 10年間中国のB級ニュースを探し続けてきた筆者が感じた異変 私はライターになる以前の2008年から中国のネット掲示板の翻訳ブログを運営して彼の国のトホホな話題を探し続け、最近でも大連の上場ダッチワイフメーカーだの深セ
2018年4月3日、中国メディアの観察者網は、同日行われた外交部の定例記者会見の一幕について、「耿爽(グン・シュアン)報道官ビックリ、中国が日本の領土を攻撃?日本がそう言ったの?」と伝えた。 3日の記者会見の中で、ある記者から「日本は先日、部隊指揮権を集中させると宣言した。これは第2次世界大戦後初となる措置だ。日本側は、日本がより多くの弾道ミサイル発射試験や日本領土への攻撃に直面する可能性があり、より協調性のある対応措置を講じる必要があるためとしている。この措置は中国による日本領土への攻撃や、北朝鮮の弾道ミサイル試験の可能性が増大していることを暗に示すものだが、中国はこれについてどう考えるか」との質問が出た。 これに対して耿報道官は「中国が日本を攻撃する?。日本がそういうふうに言っているの?」と驚いた様子で聞き返したという。 記者が「日本側は中国を名指ししておらず、単により多くの弾道ミサイ
2018年3月4日、英イングランド南部の、大聖堂を中心とした人口5万人弱の小さな街、ソールズベリーで事件が発生した。元ロシアスパイのセルゲイ・スクリパリ氏と、同氏を訪ねてきた娘のユリア氏が市内のショッピングモールで意識不明の状態で発見されたのである。そして、2人からは極めて毒性の高い神経剤が検出された。 英国のメイ首相は3月12日の議会での声明で、使われたのは冷戦時代に旧ソ連が開発した兵器級の神経剤、ノビチョーク(Novichok)の一種であったことを明らかにした。そして、今回の事件がロシアによるものである可能性が非常に高く(highly likely)、他のあり得る説明がない(no plausible alternative explanation)とした。事件からほぼ4週間で、スクリパリ氏の容体は安定しながらも依然として重体、娘のユリア氏は回復してきているという。なお、当然のことながら
中国・北京の人民大会堂で会談する習近平主席(左から3人目)と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(右から3人目)。北朝鮮国営の朝鮮中央通信提供(2018年3月26日撮影、29日公開)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 〔AFPBB News〕 親中派とみられていた張成沢(チャン・ソンテク)の粛清、中国の面子を潰すかのような北朝鮮の度重なる核・ミサイル実験の実施、それに対する習近平国家主席の訪韓優先、国連安保理での対北朝鮮制裁決議への賛同など、かねて中朝関係は冷却化しているとみられてきた。 それだけに今回の中朝首脳会談は意外性をもって受け止められた。その背景として、北朝鮮としては、 (1)南北首脳会談、米朝首脳会談を控え、中国の後ろ盾を得て外交的な立場を強めたいとの思惑 (2)国連の経済制裁に苦しむ北朝鮮として、制裁の抜け道提供、制裁緩和を中国に要望すること
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