5枚落ちの書いてある かなり古い定跡書を 何冊か持っていますし、 実戦もかなり指していますが 右の桂馬を落とすのも左の桂馬を落とすのも 両方あります。 上手としては 上手側から見て左の桂馬(△2一桂) を落とす方が上手にとって 厳しいハンディだと思っています。 下手としては 6枚落のように勝ちたいと思えば 上手側から見て左の桂馬(△2一桂) を落としている時は 6枚落ちで居飛車で1筋を攻める定跡 上手側から見て右の桂馬(△8一桂) を落としている時は 6枚落ちで振飛車で9筋を攻める定跡 にするのが当然ながら勝ちやすいです。 補足: 香落ちは今は左香落ちが 当たり前ですが 江戸時代初期は右香落もかなり指されていました。 5枚落ち3枚落ちは 昭和初期くらいまでしか 指されていなくて 右左どちらを落とすのが正式という決まりは ありません。 (少なくとも日本将棋連盟は決めていません) 下手の希望で
天野宗歩が上手の二枚落ち戦。 天野宗歩が4四に打った飛車を▲4八香とはじかれ、△2七飛成と交わしとところ。 確実にポイントを重ねてきた山川検校の次の一手がわかりますか^^? 「棋聖天野宗歩手合集」に収録されている棋譜はその7割方が駒落ちなのですが、二枚落ちはこの一局だけだったりします。そう聞くと、とても貴重な棋譜のように思えますが、如何でしょうか^^? さて、上記の局面で山川検校が指した次の一手は▲2八歩です!(左のスペースをドラッグすると答えが見れます^^) 読みの入った素晴らしい一手ですね。 それに対して△同龍とすると、▲4三歩成△同銀▲3七銀が待っているという算段です。 とえらそーに書いたのですが、実はその手順、内藤先生の解説にありました^^; 余談ですが天野宗歩の棋譜は、そこに内藤先生の解説があるのとないのでは、見る楽しさに格段の差があったりします。(棋譜だけだと私のようなヘボには
天野宗歩が下手の角落ち戦より。(当時16歳) 今、中野七郎治が△5三銀打と王手銀取りを防いだところ。 天野宗歩の次の一手は、誰もが喜びそうな大技です^^! 「棋聖天野宗歩手合集」にはたくさんの駒落ち将棋の棋譜が収められています。というか、過半数が駒落ちです。 香落ちが最も多いのですが、角落ちも10局以上収録されています。 角落ちの棋譜の中で一番最初に紹介されている棋譜の途中図が上の局面です。 この棋譜、実は天野宗歩の棋譜の中でも有名な棋譜のひとつのようです。(天保二年五月六日の棋譜) それもそのはず、天野宗歩がものすごい攻撃力を見せ、ワンサイドゲームで上手玉を瞬殺しているのですから^^ そのものすごい攻撃の一つが、上の局面で見せた▲5五角です^^! 飛車を逃がすどころか、角まで相手の駒の利きに突っ込んでくるのだから、これ以上の大技はなかなか見れません^^ 40手目にも寄せのお手本みたいな一
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