【】内は当館資料コード <資料1>『数字とことばの不思議な話』(窪薗 晴夫/著,岩波書店,2011(岩波ジュニア新書 ; 684))【1108942903】 p.160-162に次の記載あり。 「1円,10円,100円,1,000円 1万円,10万円,100万円,1,000万円(中略)日本語では4桁進むごとに万、億、兆と単位が大きくなります。そして、それぞれの単位で最小の桁では1を読んでいます。4桁進むごとに1を読んでいるのです。(中略)さらによく見てみると、1,000円の1は普通は読まないのに対し、1,000万円や1,000億円の1は必ず読みます。(中略)なじみ度の低いことばは短縮(省略)されにくいということになります。(中略)日常的によく使う「1,000円」の1は省く一方で、めったに使うことがない「1,000万円」や「1,000億円」の1は省かないというのは理解できることです。もっと