東京の浅草神社の三社祭が16日開幕した。祭りは18日までの3日間行われるが、今年は、最終日に行われる、本社神輿が神社から出るメイン行事の「宮だし」が中止され、物議をかもしている。 今回の三社祭で中止されたのは、本社神輿の「宮出し」と「本社神輿各町渡御」「宮入り」のメイン行事。「宮出し」とは本社神輿が神社から出る行事。その後、本社神輿が各町内を巡る「本社神輿各町渡御」が行われ、神社へ戻り「宮入り」する。 この本社神輿が登場するメイン行事が中止にされたのは「神輿乗り」が問題視されたため。担ぎ手が神輿に乗ることが禁止されているのにも関わらず、毎年ふんどし一丁、またはふんどしと半纏のみの荒々しい姿で多くの人が神輿に乗っていた。 2006年には、本社神輿二之宮の一部が毀損する事態になり、祭りを主催する浅草神社と奉賛会は改めて禁止することを呼びかけた。しかし、翌2007年にも「神輿乗り」する担ぎ