埼玉県北本市にあるスーパー銭湯で基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、66歳の男性が肺炎を発症し、その後、死亡していたことが分かりました。 埼玉県によりますと、施設内の浴槽から基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたのは「湯楽の里 北本店」で、施設を利用していた男性3人がレジオネラ菌に感染して肺炎を発症しました。このうち、埼玉県に住む66歳の男性が死亡し、60代から80代の男性2人が発熱などの体調不良を訴えたということです。死亡した男性のたんからは、浴槽から検出されたレジオネラ菌と同じ遺伝子のパターンの菌が検出されました。3人は同じ時期に利用していたということです。県は、管理体制に問題があったとして、無期限の営業停止処分としました。施設の運営会社は、「レジオネラ菌を出したことに重い責任を感じている」とコメントしています。
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